このブログをお読み頂きありがとうございます
スマホで読んで頂く場合、表題「MR胃失利益じいさま日記」の右隣(ページ右上)の「 □のなかに三」のマークをクリックするとカテゴリー別に記事を選択して頂けます。またそのページ下欄外に「アーカイブ」表示がありクリックするとバックナンバーが時系列に索引できます。ぜひご活用ください。
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暑い日でした。今年一番の真夏日、どうかすると正午すぎ35℃を越えたかと感じる猛暑で、水分不足を解消しようと小さなペットボトルをやたら手にする一日でした。
昼前に川崎大師平間寺参道の「厄除けそば みしまや」で昼食。今日は温かい玉子とじを敬遠して冷たい天せいろにしました。いつも辛くて辟易する返し汁も塩分摂取を目的にしてOKです。店には珍しく騒がしい、強面(こわもて)の的屋(てきや)一家のような連中7~8人がやってきました。川崎大師で縁日でもあるのか、と思いましたが後に参拝した境内には確かにカバーがかけられた屋台が並べられていました。なんのお祭り、縁日か分かりませんが(20日は大師月命日)きっとこの屋台で商売する連中だったのでしょう。どこかの組構成員なのかどうか分かりません。
義母墓参は炎天下の墓石周りの掃除で汗だく。さっと手早く済ませ般若心経を読経して川崎大師を参拝、いつもの手順で門前住吉屋の久寿餅を土産に帰路に着きました。いつも何人か墓参を見かける菩提寺でもこれだけ暑いとさすがに人影を見ないまま山門を後にしました。
昨晩夜遅くまでAiと会話をして胃全摘後遺症と足底の不調を調べていて睡眠不足でへばり、川崎大師境内木陰のベンチで15分ほど休憩をとってしまいました。しかしAi はなるほど面白いし手軽に情報集めができて重宝します。問題はフェイクのデータが混じってないかどうか、科学的根拠を確認する必要も感じます。Ai 遊びの収穫結果はまた今度。
秋田旅行前6月6日に受けたかかりつけクリニックでの血液検査結果を聞きに行きました。
漢方薬の副作用と前回1月の基準値外の項目をチェックするための検査でした。結果は、漢方薬による障害(肝機能、腎機能)はなし、血清アミラーゼ、糖尿の項目は基準値内への改善、もしくは基準値内での小幅劣化で今回問題ありませんでした。
ところが、前回貧血気味の数値を心配して医師が検査項目に入れてくれていた血清フェリチンの数値から「鉄欠乏性貧血」を指摘されました。予想外の指摘はイヤーなもんです。
まず私が注目していた項目、( )内が基準値と前回1/16数値ーーー
血清アミラーゼ 133 (基準値<134、152)
HDL 74 (40~80、76) LDL 133 (70~139、111) L/H比率 1.8 (<2.0、1.5)
クレアチニン 0.83 (~1.09、0.83) eGFRcr 69.2(≧60.0、69.4)
空腹時血糖 87(~109、77)
HbA1c 5.9%(~6.2、6.0)
間食過多、運動不足の割に大した悪化がなくひと安心。 問題は『鉄欠乏を発症して、赤血球数、血色色素(ヘモグロビン)、ヘマトクリット(血液中の赤血球の割合) の数値が貧血を示している』との指摘でした。
胃切除とくに全摘では①胃酸の欠乏によるビタミンB12 吸収障害で悪性貧血(巨赤芽球貧血)、②十二指腸での鉄分吸収が障害する鉄欠乏性貧血、③カルシウム吸収能力低下による骨粗しょう症など、が後遺症として起こることがあります。それだけではなく医師が心配しているのは消化管からの出血でした。胃がん、大腸がんで出血が起こると体内の鉄が不足しいつの間にか貧血になります。因みに貧血を示す今回の数値は以下の通りです。
血清フェリチン 10.4ng/ml (基準値 21.0~282)
赤血球数(RBC)417×4乗/dl (438~577)
ヘモグロビン 12.1g/dl (13.6~18.3)
ヘマトクリット 37.1% (40.4~51.9)
医師から大腸内視鏡検査(最近2年未検査)を勧められました。私は検査前の水溶性下剤が苦手で、この2年便潜血反応ないことを確認して内視鏡検査を受けていませんでした。大腸内視鏡検査を受けるためには水溶性下剤でなく「ビジクリア錠剤(日本ゼリア新薬工業)」という下剤が唯一の救いでこのクリニックでは以前ビジクリアの処方をしてくれなかったため地元総合病院で受けていたのです。最近は他の患者のニーズもあり、ここでも、自宅でビジクリア服用し大腸をすっからかんにして登院、内視鏡検査を受けられるようになったとのこと。2月に受けた地元総合病院での血液検査、上部消化管内視鏡検査、腹胸部CT検査でも異常なしの所見であったことから、すこし間をあけて9月に貧血検査と内視鏡検査の可否を相談することにしました(頸動脈エコー検査を9月予約済みです)。
もはや大腸がんになっていたとしてもいよいよ末期となるまで数年あるでしょうし、この年で今更という気もしましたがビジクリア錠剤であればマァ頑張ってみるか?と考え直しました。次回腹を決めることにして、クリニックからの帰り道『鉄+葉酸』サプリメント、ついでに末梢神経障害(足底痺れ・痛み)に効果あるかもしれない『ビタミンE』サプリメント、それぞれ3か月分を購入しました。いずれも最大摂取量を調べて許容量範囲を確認ずみです。
帰宅後血液検査の経年数値を見直すと2018年頃(胃全摘後12年)から貧血気味だったことが分かりました。
いやはや、万一 大腸がんでなく、胃全摘の後遺症や老化による鉄吸収能力低下であるとしてもそれはそれでショックなもんです。
夕刊の産経新聞によると自民党は参議院選挙前に国民一人2万円、住民税非課税世帯には生活困窮対策としてさらに2万円現金給付を検討していて近く石破首相が発表すると報じています。昨日か一昨日の国会予算委員会党首討論で選挙対策ばらまきを非難され「一切検討していない」と独特の焦点の定まらない目つきの悪い表情、粘着的な口調で強弁するTV 実況の覚えがありました。
その時の新聞観測記事ではバラマキ4万円でしたが、さすがケチでみみっちい石破内閣は嘘をついた上に金額も縮小して実行するようです。瓢箪から駒で、備蓄米放出で(今のところ)脚光を浴びている小泉人気にあやかってすぐさまご自分の功績として鼻高々の石破さん、妖怪のような表情をTV画面で見るうちに、反吐がでるような気持になりこの上なく不愉快です。これがこの国のトップの政治家とは! 国家ビジョンもなく、虚言も平然、民間の不出来な中間管理職のように部下の功績を自分の手柄にする小物ぶりはトランプ乱心時代によくお似合いの捨て石戦国大名に見えてきます。トランプ外交、トランプ内政はいずれ近いうちに破綻して米国の凋落の象徴になるでしょうし、石破さんの頂上からの陥落も期を一にするような予感がしてきます。この国の出鱈目政治が一掃されることを期待します。
今朝はとうとうイスラエルが核装備を急ぐイランを軍事攻撃しました。イスラムの聖なる休日、しかも13日の金曜日。IAEAのイラン非難決議の直後でイスラエルが満を持した計画的行動なのでしょう。ロシア、中国、米国の超大国共倒れで近い将来大恐慌や軍事衝突の拡大が起こることをひそかに怖れます。
6月9日(月)から3泊4日で秋田県仙北市の新玉川温泉に行って参りました。新玉宿泊はこれで10回目です。
東京駅から秋田新幹線こまちと田沢湖駅からの路線バスを乗り継いでおおよそ4時間、さすがに遠く秋田焼山中腹(標高600m)の山奥にあり周囲には玉川温泉(本玉)があるだけ、ひたすら湯に浸かって体を休めるだけになります。がんなど難治療養で日本各地から自家用車で来られる方は1~2週間の滞在、2~3泊のツアー(阪急やクラブツーリズムなど)で来られる方、さまざまですが世界的にも稀な強酸性湯(PH1.2の源泉)はいわば希硫酸、希塩酸の中に身体を浸しその治療効果を期待する人々の間で人気があります。酸性湯ならびにその中に含まれる放射性物質の効果は学術的に認められていないと思いつつも、体が温まって熟睡できること間違いなし、健康食と森林浴の毎日で体調が改善することだけは請け合えます。直前に肩痛に襲われたかみさんもがぜん快調になりました。
滞在中には各地で梅雨入りが宣言され、一日は厳しい雨風で外出できないこともありましたが、往路、帰路の移動の際には天候にも恵まれ傘もさすことなく快適に車窓景観を楽しみつつ旅ができました。4日滞在中、入浴10回、屋内岩盤浴1回(今回から有料になっていました)、幸いにも湯当たりもせず皮膚がかぶれることもありませんでした。新緑の美しい季節ですが次回は紅葉の季節に再訪したいと思いつつ帰路に着きました。
大相撲元幕内力士 藤ノ川(本名 服部祐兒さん)が転移性肝がんで死去したと報じられています。
同志社大で学生横綱、アマチュア横綱タイトル獲得のうえ1983年角界入り、1987年引退の後は大学教授、日本学生相撲連盟評議員などアマチュア相撲の指導にあたっておられたようです。享年64歳。
肝臓は血流、リンパに載ってがん細胞が行きつき転移巣ができやすく原発性肝がんよりも多く見られます。肝臓に転移しやすいがんに圧倒的に大腸がん、胃がんがあり、すい臓、胆道、肺、乳がん、卵巣、子宮など多くのがんが続きます。大腸がんなどで見られますが転移巣が肝臓内に散らばらず、数が数個にとどまっていると部分切除などで治療に希望を持てることが多いようです。胃がんでは微小のがんの塊が散らばるケースが多く切除が難しくなってしまいます。また肝臓は血のかたまりそのもので臓器内を無数の血管が巡っているので出血を防止し安全に手術するには高度な手技が必要だとされています。できれば肝転移するまでの段階で原発がんの治療を開始したいものです。
元藤ノ川関のご冥福をお祈りします。合掌。
午後かかりつけの胃腸科内科クリニックを受診しました。服用している漢方薬の副作用チェックの血液検査です。今週かみさんが駆け込んだ発熱外来のあるクリニックです。この先生は糖尿病指導で助っ人医師を呼んで週1回専門外来を設けたりアイデアを凝らしていますが、今度は動脈硬化や頸動脈プラークを調べるため月1回専門医か検査技師を呼ぶことにするそうで必要あれば利用してくださいと売り込まれました。売り込まれるまでもなく頸動脈は定期的に診てもらっているのでさっそく9月に検査予約をしました。それにしても商売熱心なのか予防医療に熱心なのかいろいろ思いつく医師です。・・・・50歳前後 九州名門私立高、横浜市大卒、消化器内科専門。
ところで、かみさんが友人から教えてもらったAiを試してみました。
スマホやPCに搭載できるAi アプリで、本人肖像写真から加齢変化した画像を作ることができると教えてもらったのです。私のAndroid スマホにはすでにMicrosoft 社 Copilotと、OpenAI 社 ChatGPT アプリが、Desktop PCにはWindowsPC用Copilotが(プリ)インストールしてあります。今までも面白半分、大学時代の試験解答小論文を作成させたり、簡単な情報検索に利用していましたが、画像加工が自在にできることを初めて知りました。CopilotでもChatGPTでも同様の操作でできます。
①現在の肖像を撮影しコピーのうえでアプリのChat画面に貼付けます。
②コマンドとして「10年後の姿は?」と命じます。
③Copilotが速く5分ほど、ChatGPTは10分以上かかって、白髪・皺だらけ・目尻、瞼の垂れ下がったリアルティのある老人像が出てきました。
興が乗り現在の写真から10年前、また10年後の加工写真を20年前に描き換えをさせ比較しました。やはりCopilotの方が速くChatGPTは30分以上かかって出てきます。どちらも私の10年前の本物と異なりますし、2作品同士似てもいません。Copilotの方がリアルさはないけれど美男子気味の出来栄えでした。それにしても将来の自画像は目をそむけたくなるほどの老けぶりでその有効利用をまるで思いつきません。
でも総じて当たらずとも遠からずの感想でした。
ちなみに下の文章は大学時代の日本国憲法単位試験の第一問 『公共の福祉(について述べよ)』のCopilot回答です。
(double クリックすると拡大してクリアに見れます)
私の学生時代の小論文よりよくできていますが Ai回答は皮相的で深みに乏しく、また解答者の主張が見えず、うるさ型の教授からはせいぜい75~79点で優(80点以上)はもらえそうもありません。仮に複数の学生がこの独特のフォーマットで似たような解答をしたらすぐばれてしまいそうです。実際の利用には慎重さが必要です。
さて月曜から秋田の新玉川温泉に3泊宿泊してきます。予約したときは満室ばかりで3泊だけになりました(現在はキャンセルが入っていて連泊できますがそのままにしました)。飽きもせずこれで10回目の新玉川です。かみさんも容態が改善して大丈夫と思いますが玉川は山の中、救急車がおいそれとは来てもらえないかも知れず正直ヒヤヒヤものです。
3日前、かみさんの左肩に激痛が走り腕が持ち上がらなくなりました。打撲や内科的障害の覚えはなく寝違いかな?と様子を見たら翌日には高熱を発してさらに痛みが増しました。自宅で備え付けのコロナ・インフルの検査キットで陰性を確認した後に、発熱外来のある内科クリニックで診てもらい、抗生剤・カロナール処方の上で整形外科受診を指示されその結果を持って2日後今日の受診予約をもらえました。
整形外科ではレントゲン、超音波検査をして左肩腱板周囲に浮遊する石灰粉を吸い出す処置を受けました。どうやら原因不詳(加齢?)で石灰が溜まり炎症を起こしているとのこと。石灰が硬くなり固着して慢性的な痛みや肩関節の可動域障害を起こすこともありますが、現段階は急性、初期のようで、いわゆる「五十肩」と同じ症状のようです。医師によれば、『若い人はあんまりならないよ』ということなので五十歳より高齢世代女性に頻発するのかも知れませんが、その口調からさほど深刻な病状ではなさそうです。抗生剤服用後熱は下がり、整形外科での措置後痛みがかなり軽減したようなのでひと安心。その間私は料理、皿洗いなどおさんどんの仕事を大量に仰せつかりました。
関節、腱板周辺の石灰というとプロ野球投手の骨棘障害と似た症状です。ネットの「石灰沈着性腱(板)炎」医療情報では、運動のやりすぎ、関節の酷使、加齢などが原因と説かれています。
それにしても診断を得るまではなにかと不安なもの、不安なまま様子見をして長引かせたり外出先で不測の事態になるよりは、今回の発熱(38.6℃)が警鐘になり受診でき却って幸いしました(・・・・あくまでも現状のところ。内科の再受診はこのあとになります)。
東京都港区赤坂 東京ミッドタウン ガレリア3F サントリー美術館で開催中の特別展「酒呑童子ビギンズ」(~6月15日)を見ました。
友人夫妻とビルの中で昼食をとった帰り道に立寄ったものです。酒呑童子とは平安時代 丹波大江山に根城をもち悪行三昧をしていた悪鬼 酒呑童子が源氏武将 源頼光に退治される物語です。酒呑童子という妖怪が何を象徴し戒めとしたのか当時の人々のこの伝説への理解を知ることはできません。この展覧会ではサントリー所蔵の狩野元信筆 酒呑童子絵巻(江戸時代、重要文化財)とドイツ ライプツィヒ民族博物館の酒呑童子絵巻(住吉廣行筆、江戸時代)が惜しみなく披露されています。この物語の面白さはいまひとつ分かりませんでしたが絵巻の精緻な筆さばきは見事でした。
小泉進次郎 新農水大臣の随意契約による備蓄米放出の概要がTV報道されています。備蓄米は令和4年産、3年産で消費者がその味に不満が出ないかあるものの5㎏ 2000円が実現できるかどうか世の中のすべての人が注目しています。
旧食管法がどうたら現食糧法の規定で随意契約がけしからん、とか米輸入にJAが反対とか雑音がありますがこの非常事態に重箱の隅を突っついた議論は論外です。通常ルートで販売されたはずの米が消えてしまった闇の流通経路の捜査や追及をなしに右往左往している農水省、マスコミの愚鈍さを糾弾すべきだと思います。
レジ袋廃止しただけの前環境大臣でその手腕を信頼できるとはいえませんが、今回こそ小泉進次郎の政治家としての真価が問われるべき事態ですし晴れ舞台になりうると思います。ご本人の全能力を発揮してもらうこと、好き嫌い・不信感を抜きに今回ばかりは手腕を見せてくれることを大いに期待しています。
先月行ったばかりの長野を訪れ今回は戸隠神社を参拝しました。
かみさんの要望に従い前日に到着後善光寺参拝、市内で宿泊し翌朝戸隠神社を訪れました。急行バスでの戸隠参拝だけなら日帰りで可能でしょうが、戸隠の参道を歩いて一ノ宮の宝光社から神道(かんみち)で中社まで登ることにしたのです。戸隠神社最後の宮 奥社入口までは中社から徒歩で20分以上、さらに社殿まで熊が出没する深い森を徒歩40分かかるので中社までにとどめました。
長野移動後さっそく善光寺脇参道の小菅亭(そば処こすげてい、市内長野367)で昼食をとりました。蕎麦は細切、水分を含み柔らかめで北野家、大丸のそれとも共通しています。返しはやや甘口で好みが分かれるところでしょう。デミタスカップで焙煎香りのあるコーヒーをセルフサービスで提供してくれ洒落ています。宿泊は駅近くの相鉄フレッサインにしました。神奈川県下に営業路線のある相模鉄道グループのビジネスホテルチェーンです。先月も利用しましたが部屋が清潔、寝心地良いベッドでお薦めです。
湯葉玉子とじ と天ぷら+かけそば
翌朝アルピコ長野交通の急行バスで戸隠神社宝光社まで直行(50分)しました。このバスは中社、奥社入口まで行くことができます。宝光社の男坂を下から眺めて即諦め、女坂をえっちらおっちら登り、それでも息切れしました。その後の中社までの神道は、時に熊も出没する森の中で日中といえども単独や、二人きりで歩くには心許なくスリル満点です。中に樹齢数百年の杉の大木や寄生する樹が絡まり大蛇のように見えるものもありさすがにパワースポットの妖気を感じさせます。
中社までの神道 人影もなくこんな道が続きます 前方を一人歩いていた男性が途中から諦めて引き返してきました
生命力を感じる異形のデフォルメ
絡まったつるが蛇にしか見えません
中社に着いたのが11時前、戸隠一番人気のそば屋 うずら屋を探します。中社大鳥居の斜め前、すでに長蛇の列で店頭の待合リストに名前を記して順番待ちをすることになります。「ただいま一時間待ちです」の表示があり、中社の参拝を先にすませました。曇り空が幸いして雨も降らず暑い日差しにさらされることもなく店頭周辺でのんびり待つことが出来ました。呼ばれたのは55分後でした。
米価の高騰で日本の農政問題の欠陥に国民が憤っているさなかに当の江藤拓 農水大臣の破格ぶりにあきれます。
数か月前にマスコミ記者から戦後のインフレ生活苦の中、『貧乏人は麦を食べればよい』とあえて公言した総理大臣の名を知っているか?ときかれ池田勇人 総理大臣の有名な逸話をしれっと「知りません」と返答して、自称 農政族を揶揄されたことも記憶に新しい。備蓄米を放出しさえすれば米価は抑制されると自信を示したが結局それ以外の政策もなく、JAに大半を買い取らせたもののJAが流通を滞らせたまま価格高騰になす術がないままになっていることを失策と認識していないようです。この事態でも石破総理はリーダーシップを発揮せず。そんな中、江藤大臣が支援者を前に政治資金パーティ席上、信じられない軽口を叩いて与野党からも非難ごうごうになっていると言います。いわく、
「(私は米を)買ったことがない。支持者の方々からたくさん頂けるので(家には)売るほどある」とのこと。
総務相、経済産業相、経済再生相(米国関税問題担当の赤沢大臣)、厚生相、そしてこの農林水産大臣と劣等だらけの閣僚に絶望的な気持ちになります。その中でもボンボン2世議員であるこの農水相は格別に能天気な人物で、令和の米騒動で真の能力や軽薄ぶりが国民にバレてしまったということでしょうか?
早晩お役御免にすべきこと必定なれどこの期に及んでも野放しの石破総理の政治センスに失望します。
開園中の川崎市生田緑地ばら苑に行きました。800種3300株開花するというばら苑(川崎市多摩区枡形7丁目)はJR、小田急線登戸駅から徒歩20分ほど、春、秋の2回ばらの開花にあわせて無料公開され市民の憩いの場になっています。今年の春は5月8日から25日まで休園なしです。もともと小高い丘陵地にあるので、入口から最後の登坂、木製階段は毎年少しづつ過酷になります。薄曇りではあるもののうららかな天候に恵まれて平日でもたくさんの市民が集まっていました。ジーナ‣ロロブリジダ、カトリーヌ・ドヌーヴ、モナコ・グレース妃など天下の美女の名を冠したばらも毎年おなじみです。東京神代植物公園ほどの規模はありませんが。ここのばらの開花を楽しみにしている市民の方々は大変多いことです。
最後の木製階段を登ってやっと辿り着き息苦しいなか 見下ろせる庭園 風が心地よい
一年ぶり ジーナ・ロロブリジダ
カトリーヌ・ドヌーヴ 残念だけれど少し老木になってきました
2月に脊椎専門病院でもらったリフィル処方箋2回目薬の購入に出かけました。
坐骨神経痛の疼痛緩和、血流改善、抗加齢のための漢方薬2種、疎経活血湯と八味地黄丸の90日分(それぞれ2.5g×3包/日)です。ただ、私は一日に2回1包ずつ服用しています。今日で1回目から90日目になりますが、薬局から電話があり処方箋有効の5月7日から21日までの間に来店するようリマインドしてくれました。薬局までちょうど1時間、面倒ですがせっかく発行してもらったリフィル処方箋を生かすためにこれくらいの手間に文句は言えません。薬局はめったに出ない種類の薬で不良在庫を避けるため来店確認の必要があるのでしょう。
リフィル処方箋とは1回の診察で最大3回まで繰り返し使用できる処方箋です。症状の安定している患者が、医師が認めた場合に診察なしで薬が購入でき患者の診察費軽減、医師の医療労働負担の軽減に資するとして2022年4月から導入されたものです。保険の処方は1回につき90日分が限度になります。薬剤師が患者に面談し副作用など重篤な症状が出ていないか確認したうえで処方、処方箋裏面に記録して終わります。
今日は天気も良くかみさんを同伴し薬局の後に、しばらくご無沙汰の羽田空港のターミナル見学に寄ることにしました。国内線の日本航空が占拠する第1ターミナルを探索しました。薬局のある りんかい線(東京臨海高速鉄道) 品川シーサイド駅から天王洲アイルでモノレールに乗り換えて第一ターミナルへ。モノレールは30年ぶりぐらいの乗車でまことに懐かしい。羽田沖の海岸風景も変わっていません。
ターミナルの中には期待したほど飲食店があるわけでなく午後1時過ぎでも行列客が多く比較的すいていた「ライオン」でオムライス、ハンバーグの洋食ですませました。展望デッキで駐機エプロンを見学、意外とたくさんの人がいて、中に700㎜ほどの望遠レンズつき一眼カメラを持った若者もいました。ちょうどデッキから外れて離陸滑走に出発するエアバス大型機を見て理由が判明しました。大谷翔平選手の顔と"Dream Sho Jet"の文字が描かれたエアバス機で「夢を追う若者」を応援する、JALプロジェクトなのだそうでした。この特別塗装のエアバス機は毎日国内での運航に使用され来年3月までキャンペーンはつづき、JAL ホームページに運行が公表されていて、福岡行として出発するところでした。(我々夫婦の普段の行いが良いせいか)ドンピシャのタイミングで遭遇しラッキーでした。
その昔小学生の時、旅客機がボーイング、ロッキード、ダグラス、フォッカー(オランダ)、BAE(英国)、ダッソー(フランス)ほか、多種類の個性的外観の飛行機を見るのが楽しみで大阪伊丹空港に弁当持参で通ったものでしたが、現在はほぼエアバス、ボーイングだけなので、展望デッキでは航空会社の塗装の違いだけを楽しむことになります。
費用がバカ高くなり長時間のフライトも辛いため海外旅行の縁も遠くなり、久しぶりに訪れた空港の展望デッキでしたが運よくDream Sho Jetを見られて気分よく帰路に着くことができました。
今週末はスイスで米中の貿易協議が行われています。そもそもトランプの高関税賦課が、中国製品の締め出しなのか単なる米国製品購入要請のブラフなのか、それとも中国産業全体の弱体化を意図しているのか、そもそもの動機が理解できなくなってきました。トランプお得意の『取引』と言うことですが、マフィアまがいの因縁、いいがかり、挑発とどう違うのか判別できません。英国とは自動車、鉄鋼、アルミ製品で低関税もしくはゼロの基本合意をしたとのことですが、第一次トランプ政権からの持ち越しだったそうなので、そもそも日米交渉などとは時間軸が違っていてすぐには参考にならないようです。石破首相は「日本政府の要請とは全く異なる。日本は撤廃を求める」と言明していますがそれにしては策はなさそうで、ただ有効な反撃策や交渉材料を持っていないことを自ら白状しているようにも見えます。
ブルムバーグの記事を読むとアジア富裕層はトランプの不安定な外交政策、移民政策を不安視して米国株式や債券から巨額の流出をさせていると推測していて、台湾ドルや人民元の予想外の上昇を招いていると書かれています。その資金はいずれ、欧州やアジアの株式、債券に流れていくでしょうが、こうなると米国株式に投資したままの日本の個人資産は相当の痛手を被ることになるかもしれません。
株式相場の浮き沈みは投機家にとって資本主義、自由市場の醍醐味でしょうが、一方でこの不安定さ、不確実性は理屈では説明できないことが分かります。米中協議の成果を楽観視し期待している投資家の動きは大きな攪乱を招きそうです。
川崎市川崎区で20歳女性にDVをしたうえ、別れ話から逆恨みで殺めた27歳男性の事件。被害女性が最寄り警察署になんども脅威を訴えストーカー被害を相談していたとのこと。昨年12月に行方不明になったにも拘わらず、警察署は詰めの甘い任意事情聴取、任意自宅捜査を繰り返したものの犯人自宅で遺体を発見したのが今年3月で、結局この凶悪犯罪を阻止できませんでした。
事件の詳しい経緯はこれから明らかになると思いますがテレビ報道では、女性が告発を取り下げた、復縁したと思った、事件性がないと判断した、と真実性の疑わしい情報が洩れてきて、捜査側の言い訳の垂れ流しオンパレードです。遺体発見前後から凶悪犯罪担当課事案になったようですが、それまでは生活安全課であったことが後手後手、生ぬるい対応になった一因かも知れません。それにしても神奈川県警は横浜市や川崎市の大人口都市、京浜工業地帯を抱える、決して平穏安寧ではない地域を管轄しており、それだけ都道府県警の中の雄であるべきはずです。
ただこの街の交番の印象はそれほどのプロ意識を感じません。我が家の玄関ドアに悪戯をされて2度、交番巡査に来てもらいましたが、一人の男性警官は、親身に聴いてくれ(るフリ?)、
『時々はマンションの棟内を巡回し加害者を牽制することにしましょう』
『オートロック前のインターフォンで状況を伺い、他の住民に警らしている我々の姿を見てもらいます』
など調子のよいことを口にしていましたが、それ以降一度も警察署や、相談した交番の警官の姿を見かけたことがありません。交番は各警察署生活安全課の傘下です。できもしないことを安請け合いして真剣な対応をしないのでは、警察に対する住民の信頼を失わせます。口先と行動が相違するのは石破政権だけではありません。
この殺人事件の報道を毎日耳にしていて、もはや警察当局の真剣味の欠如、緊張感が無くなっているのだろうと感じざるをえません。
嘆かわしいものです。