秩父観音巡礼第3回
秩父三十四観音巡礼(阪急交通社)第3回に参加しました。梅雨の間の晴れ間で、猛暑で定評ある秩父市内はその通りの猛暑でした。午前7時30分横浜駅発のバスツアーですが、狭い道路事情から今回も定員29人乗り中型で、私の乗車したバスは横浜駅出発の参加者のみ24名。もう一台新横浜駅から回送されたバスと2台でのツアーでした。
今日は9ヶ寺巡礼です。
第19番 飛淵山 龍石寺(曹洞宗)→ 第20番 法王山 岩之上堂(臨済宗)→ 第21番 要光山 観音寺矢之堂(真言宗)→ 第24番 光智山 法泉寺 (臨済宗) → 第25番 岩谷山 久昌寺(曹洞宗)→ 第22番 華台山 永福寺 童子堂(真言宗)→ 第23番 松風山 音楽寺(臨済宗)→ 第14番 長岳山 今宮坊(臨済宗) → 第18番 白道山 神門寺(曹洞宗)
10時過ぎに秩父市内に到着、午前中に駆け足で5ヶ寺を参拝したので、今日は午後6時過ぎには横浜に帰還しました。この巡礼は、巡礼先達(秩父では先達の協会が存在し、いわゆる協会外の者は巡礼先導をさせない)がいうとおりに回ります。今日の先達は話術も巧み、寺の由来説明も堂にいったベテランでしたが、早く仕事を切り上げたかったのでしょう、急ぎ足で、午後3時過ぎにはさっさと帰ってしまいました。まことに人間っぽい先達さんです。こじんまりしたお寺が多く、特筆すべきお話もありませんが、今宮坊ではお寺から内陣にあげてもらい、ご開帳中の本尊 聖観音像(半跏趺坐)と、9世紀といわれる飛天像を間近に拝観させて頂けました。飛天像は秩父指定文化財にすぎませんが、9世紀の作というのが昨年判明したとのことなので重文指定ぐらいになるものかもしれません。本尊は江戸時代初期ということでした。時代は出ていませんが、近世のものにしては顔の造作も丁寧で、台座も細かく仕上げられていて立派なものです。あるいは如意輪観音のような気がしましたが、とにかく結構な仏さまでした。
龍石寺
岩之上堂
さすが音楽寺というだけあって境内そばの駐車場には、スピーカーから
クラシックが流れていました。
今宮坊
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