民主党は政治センスがどうかしている
先週来日していたドイツ メルケル首相。足早に首相や民主党岡田代表と短い会談をして帰国しましたが、結局何をしに来日したのか不明でした。メルケルが第二次世界大戦後、侵略をした隣国との和解の経緯をごく簡単に建前的コメントをだしたら、日本政府はドイツにならって謝罪すべきだという韓国や一部日本マスコミが相も変わらず書き立てていました。そのうえで岡田代表はメルケル首相が慰安婦問題で、日本は韓国と和解すべきと述べた、と力説したのですが、一日おいてドイツ外務省がその発言を否定して、岡田代表は憤慨、大慌てで、言った言わないの論争を引き起こしました。 参考 産経新聞記事:http://www.sankei.com/politics/news/150314/plt1503140013-n1.html
もともと中国に大媚びを売っていたメルケルさんが、7年ぶりに愛想伺いに来日した目的が不明瞭で理解できなかったのですが、こじれにこじれている日韓の双方が手ぐすねひいて待ち構えている状況のなか来日したことを今や後悔しているでしょうね。それにしても、岡田代表も、会談内容の説明について
「明確に言った」 → 「私も(話を)丸めるほうだが」 → 「日本政府に、とは言っていないが解決すべき、とは言った」
と微妙にトーンダウンしてきて、いつもの非論理的、曖昧、雑駁、恣意的捻じ曲げ発言の民主党らしい展開になってきました。鳩山元首相の大暴走を厳正に対処できない(党として正式に鳩山言動を非難、否定する声明をだすべき)やら、閣僚の政治献金追及も腰の入らないウヤムヤ自滅に終わるなど、理念も信念も戦略もない烏合の衆としか見えず、いまだ最大野党にとどまっていることが不思議です。
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