勘違い

午後になってジム通いの支度をしていて、外出ついでに銀行で現金を下ろすためにキャッシュカードを確認したら見当たらない。奈良への旅行に携帯していたので、二つの財布のどちらかに入っていると思って探すも見つからず。こりゃ、旅行中に落としたのか？と記憶を探るも、旅行中は一度も使っていないので､おかしい。そういえば、旅行に持っていった予備の老眼用めがね（2000円程度のプラスチック製の安いもの）も帰宅してから見つからず、知らずのうちに落としたか、ホテルの部屋に置いて来ちまったか？と焦りだしてしまい、ジムどころでなくなりました。

老眼用めがねはいいとしてキャッシュカードを紛失すると、再発行ではなく、銀行の預金口座番号も変更して、作成し直すことになりますので、こりゃ面倒なことになりそうだ、と嘆息。

それから机の中、衣服のポケット、リュック、キャリーバッグを２回以上ひっくり返して４０分ほど。手を広げて、旅行に持参しなかった他のリュック２個を確認したら、

    ありました！ キャッシュカードも、そしてめがねも！

旅行に出発する前日、知り合いの方に依頼され、その方の親戚の娘さん（プロの書道家）の個展に顔出しの際、持ち出していて、そのままにしていたのでした。つまり、旅行に携帯するつもりだったのに、その確認をせずに自宅に置きっ放しになっていたことになります。ボケの態様の新しいタイプですね。この原因は、ひとえに旅行出発時に荷物の確認を怠ったことにありますが、基本的な手続きを欠いていたのに、そのまま思い込みのまま、右往左往するという至極ありがちなボケでした。やれやれ、寄る年波がさらにどんどん寄ってきます。遅まきながら、ジムに１時間遅れで出発、悔しいので、ボケ防止に効果的という有酸素運動を、いつもよりたっぷりぶち込んで参りました。