川崎大師お護摩祈祷
松の内もとうに過ぎて、立春前に来年の丙申年(旧暦では立春、2016年は2月4日、が元旦です)の家内安全、身上安全の祈願に、川崎大師のお護摩祈祷をお願いすることにしました。先週までの寒空が過ぎて、すっかり春の天気、大安の日で、川崎大師は予想以上の人出でした。
午後一番の1時開始を申し込んで、かみさんと二人分ご祈祷料1万円をお納めして、昼食をとりに参道にある日本そば「三昧庵 みしまや」(川崎市川崎区東門前1-11-16)へ立ち寄りました。参拝客で繁盛しているお店で、大変人気があります。山盛りの鳥唐揚つきのせいろそばは、ボリュームがあり看板メニューの一つですが、いかんせん、そばつゆの辛いこと、辛いこと。塩分が強くて、冷たい蕎麦は敬遠して、私は、もっぱら卵とじの温かい汁そばを注文します。関西人には、汁が濃くて醤油そのものの苦手なものでしょうが、不思議とこの卵とじそばは、くどさがなく、まろやかな風味になっていて、気に入っています。
さて、午後一番のお護摩祈祷は大変でした。本堂の入り口前には入場待ちの長蛇の行列。案内されて内陣前の床にどんどんご祈願の参拝客が詰め込まれて、ざっと500人ぐらいがぎゅうぎゅう詰め。お護摩祈祷は2度ほど、お願いしたことがありますが、いずれも正月ではない時期だったので、その時はせいぜい40名程度。正月、立春前の快晴の陽気で信心深い善男善女がどっと集ってきたようで、さすがにびっくりしました。普段は、祈願者の名前が全員読まれますが、今日は読み上げはなく、読経のなか、15分もすればすぐに内陣ご本尊参拝に導かれてほどなく終了しました。500人もいれば、仕方がないでしょう、正座でなく胡坐をかいてすわっていても、押し合いへし合いの狭い場所で30分、40分も我慢していると具合が悪くなったり、立ちあがれなくなる人が続出するはずです。
お護摩木札は本堂裏手の引渡所で、あかさたな、の行別に並んで頂戴することになりした。かなりの混雑ぶりでしたが、さすがにご祈願に来られた方々です。整列、静粛に待っておられました。
これで私にとって、歳運併臨の丙申年の安全祈願をお願いすることができました。これまで毎年ご祈願をお願いしているわけではありませんので、大混雑するご祈願風景を見たことがありませんでした。さすがに俄か信心で戸惑うこと多し。
最後は、ご高齢のカップルが大半の参道で、名物のだるませんべいやだるまクッキーを土産に買い求めて、川崎大師三昧を終えることになりました。
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