腹部超音波再検査を受けました
今年の健診で指摘された肝腫瘤の再検査を、主治医の大学病院で受けることになりました。肝腫瘤の大きさ(2個とも10mm以内)から、MRI、CTは有効でないことがあるとして、腹部超音波での検査になりました。午後からの検査のため、昼食は抜き。空腹で午後1時過ぎに病院に入り検査室受付をすませたら、程なくして呼ばれ、女性の検査技師により20分、かなり念入りに機器をあてられました。「胆石はどうなっていますか?」と終了後、質問をしたら
『 私には見えませんでしたが、検査結果は主治医から聞いてください 』と。
見えなかった? えっ?と思ったものの、すぐに放射線科医師により10分間、超音波検査。Wチェックだそうです。検査終了後、外出して近くの上島珈琲店で昼食を取って、外科外来に戻ったのが午後2時50分、診察待ちになって1時間ほどで主治医診察、検査結果を聴くことになりました。
PC上のエコー画像を見せてもらいながら、主治医の説明では、
①2個の肝腫瘤は「肝のう胞」。大きさは7.7mmと6mm程度。のう胞は小さな袋状組織に体液が詰まったもの。発生原因は明確ではないが、よく見られるし、増えることもある。治療は不要で、経過観察をすればよい。
②(胆嚢の拡大画面を見ながら)胆石はない。 胆嚢下部に溜まった泥状の濃度の高い胆汁(胆泥)が石に見えたり、胆石の前段階状態の細かい砂(胆砂)が、胆石と診断されることがある。
とのこと。結果的に、心配することはなかったので安心できました。しかし、①の「肝のう胞」にしてももとより肝血管腫や、脂肪の塊とされたり、大きさも検査毎に違いますので、組織を実際に摘出することのない検査(MRI、CT、超音波)では、これが限界なのか、とも思いました。②の胆石については、胆嚢の拡大画像を見せてもらいましたが、確かに黒っぽく均一の色調で明暗がなく、石のような像は見えませんでした。いままで胆石と何度も指摘されたものが何だったのか、狐につままれたような気がしました。次回から、検査前に脂っこいものを食べずに受けてみることにします。
今回は、ほっとして腎臓にあるといわれた結石や石灰化の状態を聴き漏らしました。
ところで、頸動脈の小さなプラークを指摘されて、念のため9月初めに脳MRI、MRA検査を受けたかみさんは微細脳梗塞や、血管の詰まりはなく、まったく問題ありませんでした。しかし、掛りつけ内科クリニックで胃カメラ検査を受診したところ、ポリープが5個ほど見つかり(昨年までは1個)ましたが、医師からは良性ポリープで問題なし、と言われました。かみさんはピロリ菌なし、粘膜萎縮なしなので、胃がんの危険性は低いようですが、かみさんの要望で、主治医に意見をもらいました。
かみさんの胃カメラ画像を見てもらったコメント:
このポリープは悪性化の心配ない胃底腺ポリープと思われる。
形成の原因ははっきりしていない。ピロリ菌の介在、何らかの刺激によるとされる。
自然に消滅することはないが、1年毎の定期的な観察と、組織検査を時々行えばよい。
とのこと。「悪性化しない」というのは、私ががん発症11年前に太鼓判を押された経験からしても、当然確定判断ではないですし、畢竟、油断せずに年に1度ぐらいは胃カメラ検査を欠かさないことが必要です。 でも取りあえず心配は払拭されました。
本日の再検査、主治医診察、会計すべて終了したのが午後4時40分。丸々半日経過し、疲れました。 診察料 1810円。 自宅に戻った時の測定値 体重69.0kg 体脂肪率 16.5%-----昼飯を抜くと体脂肪が減るのか?
大学病院会計待合にあるテレビで民進党臨時党大会で、代表選出に蓮舫参議院議員が圧勝したと報道されていました。政治理念や、政治信念、コンプライアンスが致命的に欠如したエセ政党の自滅劇の始まりです。
« 都行政の大混乱 | トップページ | 出光美術館「東洋・日本陶磁の至宝」展 »
「健康談議」カテゴリの記事
- 五木ひろしさん COPDで緊急入院(2025.07.13)
- 特定健診を予約しました(2025.07.02)
- 口腔クリー二ング の日(2025.06.25)
- 最新血液検査結果(2025.06.16)
- 古希(+1)の五十肩?(2025.06.05)
コメント