帯状疱疹とかつら
当世歌舞伎人気役者 市川海老蔵 が11月に団十郎の大名跡を襲名することに決まったようです。典型的クレーマークレーマーのような義姉の暴露爆弾が続いていますが、海老蔵の人気は衰えず襲名披露公演は大盛況で松竹やご本人の財政を大いに潤すでしょう。先代の歌舞伎興隆を目的にした大がかりなニューヨーク、欧州の海外公演や、派手な生活で背負った借金は海老蔵が引継いで肩代わりした松竹に返済していると言われますが、金額は10億円を越えると噂されるものの正確には誰にも分かりません。しかしこの人気ぶりだと、2~3年がかりの襲名披露で相当部分取り戻せそうで、つくづく近年まれな人気者といえます。歌舞伎役者として突出した技量、色気が備わっているからでしょう。もっともっと歌舞伎だけに専念、精進して歌舞伎史で語り継がれる大名跡を目指せば良いと思います。
ついでに歌舞伎公演のページを見たら、東京歌舞伎座六月歌舞伎の第3部(夜の部)の当初演目が変更されていて注目しました。
主演の片岡仁左衛門が頭皮に帯状疱疹を発症しかつらを着用することができず休演することになったのでした。そうか、かつらは必須ですからね、その記載を読んで思わず笑ってしまいました。帯状疱疹は往々にして顔面のこめかみから目じりにかけ三叉神経に沿って発症することがあります。私にも経験がありますが、その疱疹が潰れて中の液が目に入ると失明する危険性があるので、顔面の発症では数日間の入院を勧められます。頭皮というより頭髪生え際のこめかみあたりで、ちょうどかつらのヘリがあたる箇所ですね。疱疹に指先や物が触れると電気が走るような強烈な痛みがあるので、これはもう笑いごとではありませんでした。失礼いたしました。
名役者、歌舞伎界の宝 仁左衛門ももうお年ですから、帯状疱疹で大事を取られて休演されることは当然です。若いころの帯状疱疹罹患で免疫があっても、お年を召されると免疫力が落ちて再発します。幸い、帯状疱疹以外の健康状態に問題はないそうです。
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