本日は午後に手術後20日の経過観察です。
病院で受付後血液検査、腰部レントゲンを受けることになります。待合室は月曜日で患者が30~40人ほど、かなりの盛況でした。採血検査の結果が出るまで1時間ほどかかるので、その間はリハビリテーション室でストレッチと新しい科目の体幹トレーニングを教えてもらうことになりました。もちろん中高運動部のきつさとは無縁ですが、さりとて中高年向け健康体操よりははるかに本格的なトレーニングではあります。パンフレットをもらって30分ほどガイダンスにとどまる時間でしたが、手術後150日は治療として健康保険で認められるので、予約をすればいつでも理学療法士のレッスンを受けられるとのことでした。
今日は久しぶりの暑さで汗まみれ、病院到着後に一度ポロと下着を着替え、リハビリの前にパンツをジャージに着替え、診察前にもういちどパンツを履き直し、ポロ、下着を着替える破目になりました。さらに主治医の診察までに40分ほど待ちました。もう病院で待つことに慣れているし苛々しませんでしたが、いくつか医師に質問すべきことを飛ばしてしまったので、後で考えるとそれなりに疲れていたのかと思います。
診察でのポイント。
①腰椎椎弓の切除箇所は、第4腰椎の椎弓下辺と第5腰椎椎弓の上辺。第5腰椎椎弓下辺と第6腰椎椎弓上辺。第5、第6上辺は小さい穿孔。
②血液検査は問題なし(コピーをもらい忘れました)。レントゲンはPC画面に後方に反った脊椎側面画像が出ていて、あまりのきれいさに自分のものとは思えませんでしたが、主治医に褒めてもらえたほど椎間へたりもすべりも見られず健全な状態でした。退院後毎日リハビリをした結果なのか、コルセットで歪みが一時的に修復されているのか聞きそびれました。次回の診察でこのレントゲンと、MRI画像をデータでもらうことにします。このレントゲン画像で、すべり症を確認できなかったのですが、なぜだか不明のままです。
③採血の時、看護師に「手術後の満足度は10段階でいくつですか?」と聞かれてうっかり「7点かな? 」と大甘の点数を言ってしまったことは先生に報告されていたと見えて、にこにこ上機嫌でした。術後、痺れが両足均等に出るが痛みに変わる手前で終わる、と告げると安静時か活動の結果か念を押されます。術後1万歩は歩けたというと多少驚かれましたがますます上機嫌で、大変良好な経過、とのコメントでした。
④両足底の痺れは「気長に改善を待ってください」とのこと。3か月程度はかかるだろうといいます。退院後NHKの健康番組『チョイス』の録画DVDを引っ張り出して、2022年4月放送「脊柱管狭窄症対策の新常識」の中の除圧手術患者が、痺れと痛みが完全に消えるのに7か月かかった、という場面を再確認しました。もっとも患者個々でかなりの差があり気長に待てるかどうかはこれからです。
⑤いいかげん楽観的な会話に終始したので、医師もお忘れになったのか、手術痕のチェックもなく、私自身、いつから温泉に行けるのか聞きもらしました。傷口は糸も消えくっついているようなので1か月も経過すれば勝手に良しとしましょう。もっとも旅行の計画は11月下旬まではありません。
⑥痛み止めは適宜服用しても良い。ロキソニンは避けて、医師にトラマドールとオパルモン(血流改善薬)を処方してもらいました。トラマドールは非常用です。
次回は術後3か月、11月の診察でMRI検査と合わせて受けることになります。