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2025年3月

2025年3月30日 (日)

川崎浮世絵ギャラリー

 本日は先日に続いて墓参り。かみさんの父親の命日はその時桜満開の3日後でしたが、少し早めにお参りすることにしました。川崎大師近くの菩提寺門前の桜も運よく満開で、風もなく5 月並みの暖かさの中、順調にすませることができました。

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菩提寺山門わきの桜  右側に桐の木がありますが花はまだ咲いていません(五月)

墓参の後は恒例に従い川崎大師平間寺参拝です。数少ないものの境内染井吉野が満開でした。

 

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川崎大師境内の木瓜(ぼけ) 桜に負けず春の訪れを訴えていました

 

帰宅途上、JR川崎駅前タワー・リバーク3階にある川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~の展示を見にいくことにしました。元参議院議員(神奈川選挙区)で著名な浮世絵蒐集家 斎藤文夫氏(1928~2024)のコレクションが川崎市文化財団に寄贈され展示されています。今回は明治、大正、昭和の新版画といわれる作品をテーマにした、「新版画ー風景画の変遷」(後期 3/20~4/20)です。その中心は『昭和の広重』と呼ばれた巨匠 川瀬巴水(1883~1957)の作品で、巴水をふくめて全部で68点紹介されていました。Apple創業者 ステイーブ・ジョブス(1955~2011)が熱愛した巴水の新版画はさすがに精緻、深い陰影と色使いで秀逸です。14点の巴水作品が鏑木清方、いくつかの広重(2代目)よりもより多くの観客の注目を浴びていました。

 

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常設展示スペースは小部屋3つほど    入場料 500円

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入口に掲示されていたポスター    中央に巴水 新東京百景 芝大門の雪

 

 

 

2025年3月28日 (金)

やっと桜が満開

昼食は東京日本橋で友人二人と会食。軽くランチを食べて後は界隈で買い物をしようとしたら、第一目的地 三越本店デパ地下の塩瀬総本家のコーナーがなくなっていました。ホームページを見ると3月18日で撤退していて、がっかり。第二目的地 三重県物産パイロット店「三重テラス」で首尾よく、伊勢うどん(生麺、金土日のみ入荷)と、四日市笹井屋永餅を購入できました。お江戸日本橋袂の枝垂れ桜はほぼ満開。ここからお堀を周遊する花見遊覧船が出ているはずですが、それを目当てに待ち合わせする高齢者団体が集結していました。

  日本橋を離れて午後3時頃に帰宅して、自宅近くの二ケ領用水路(多摩川周辺江戸時代の農業用水争いを沈静化させた幕府肝いりの用水路)沿いに植えられた枝垂れ桜を見に行きました。久しぶりに訪れたらすっかり開花していて一部はすでに風に煽られて散り始めていました。友人の情報では東京駒込六義園の有名な枝垂れ桜大樹も満開で大勢の人で賑わっているそうです。

まずは今年のお花見を近場ですませました。

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日本橋界隈   建設中の野村證券本社ビル  あいにくの曇り空

 

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華やかな都心とは違うちょっと寂しい二ケ領用水路沿い

 

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用水路の桜より毎年きれいな海棠(かいどう) 家の方が丁寧に手入れされているのが分かります

2025年3月26日 (水)

ドアスコープ防犯カメラ

住まいのマンションでドアスコープにバンドエイドを貼られたり、ドアを蹴ってスニーカーの足跡をつけられる悪質ないたずらがあったので、ドアスコープに防犯カメラを装着しました。台湾Brinnoというメーカーの「ルスカⅡ SHC1000」製品です。ドア外側に振動と動体を感知するセンサーを付け、内側に記録用MicroSDカード、乾電池、Bluetoothでセンサーと連携8枚連続撮影するカメラを内蔵しています。

  この製品を購入するまでドアスコープは簡単に取り外せないと思っていました。でも調べると実に簡単。通常のドアスコープと交換します。楽天市場で発注し昨夜届いたこのカメラを設置しましたが、マニュアル片手に少してこずったものの1時間ほどで無事取付けが終了しました。試しにドアの前で踊ったり顔を近づけたり試してみましたが日中の明るさでカラー撮影できるし顔の識別可能で意外と使えそうです。価格は26,000円ほど。ポストに「監視カメラ稼働中」の脅しシールを貼って警告し悪戯、いやがらせ防止を期待しています。

近くの住戸が立てる騒音へのクレーマーがいて、そのトラブルのとばっちりが我が家を含むいくつかの住戸が巻き込まれているようです。さっそく防犯カメラを設置したことを管理事務所に報告しておきました(住居入口ドアはマンション共用部分です)。

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台湾メーカーBrinno  キット (日本の代理店はアイリス オーヤマでした)


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ドア外側の動体センサーつきカメラ 

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ドア内側のモニター  ライブで外側の画像を見ることが出来ます  モニター2.7インチ 本体縦15㎝ほど

2025年3月22日 (土)

花粉の中の墓参

今日は春の墓参第1弾。母の墓参りです。自宅から地下鉄南北線に乗って埼玉県、片道2時間弱。タクシーに待ってもらって駅まで往復、供花代を含めると結構な金額がかかり、おまけにくたびれます。それよりも何よりも春の墓参が私の母、かみさんの父とありますが花粉症真っ盛りで大変なのです。なぜか分かりませんが、花粉症歴15年以上の中で今年が最悪です。就寝中くしゃみで目を覚ましたり、起床直後から鼻水、くしゃみに襲われ、目のかゆみだけはやや軽い。マスクを付けているので恥をかかずにすむものの鼻水が垂れてマスクのなかは大氾濫状態です。

本日は快晴、最高気温が20℃を越える五月並みの陽気でした。午後2時ごろに東京麻布十番に立寄り遅い昼食をとることにしました。土曜日なので更科堀井はあいにく長い行列、30分待ちでした。東京近辺の桜はまだ開花が報じられていませんが、麻布十番商店街に一本、真っ白な花を咲かせる立樹が眼を引きましたが、かみさんによれば、コブシだとのこと。可憐で清楚な花でした。芸能人や各国大使館員、六本木界隈のセレブが跋扈する麻布十番、高級焼肉店が目立っていてざっと数えただけでも10店前後はあります。見ようによっては赤坂見附あたりと同じ高級隠れKOREAN TOWNという感じがします。

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商店街中ほどに孤高のコブシ    満開でした

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日本そば名店 更科堀井        遠くに六本木ヒルズ

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人気メニュー「かき揚げかけ」  小エビかき揚げとかけそばのセットです

 

 

話題は変わり、埼玉高速鉄道の駅TAXI乗り場に車が来ず、スマホにインストールしていたアプリ「TAXI GO」を初めて使いTAXIを呼びました。最寄り駅には平日はTAXIが常駐待ちしていないことが多く、手前の大きな駅で降りたのですがここでも車がなく (最近の人手不足で運転手が足らないようで) TAXI GOで呼んだ車が到着するまで10分以上はかかりました。便利なアプリですが郊外のTAXIが少ない場合、車が呼べず使えないことがあるようです。また落ち合う場所はどうも不正確になるため到着しても電話で連絡しなければ即座に落ち合えません。その上うかつにも決済方法を忘れていたせいで、登録したクレジットカードで正しい金額を決済されているかヒヤヒヤしました。降車するときにかならず領収書をもらってスマホ上の決済金額と照合しておくことが必要です。

2025年3月21日 (金)

佐藤B作さんの多重がん

ネットの医療記事を読んでいたら、俳優 佐藤B作さん(76)の食道がんの闘病談話があり、多重がんを克服しておられたと知って驚きました。

佐藤B作さんは2008年59歳の時に胃がんの手術で胃を2/3切除されて根治されています。胃がんは「ステージ1か2」(本人談)で術後1年の検診で食道にがんが見つかり、放射線照射を30回と抗がん剤治療を受けたそうです。抗がん剤は苦しく自らの意思で1回で止めたそうですが、放射線照射の甲斐があってほどなく寛解しその後は半年に1回の検診を欠かさず。胃がん、食道がんの再発なく過ごされています。佐藤さんの食道がん闘病は初めて知りました。

 

食道がんは、放射線・抗がん剤の並行治療を受けておられるので、おそらく早期でなく進行したものだったと思われますが、この二つのがんの危険因子に喫煙、アルコール多飲が共通してあり、この多重がんを発症する可能性はかなり高いのです。もっと言うと、口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸は人体の中でその内壁が外界に接している一本の臓器(消化管)です。ニコチン、タール、アルコールなどがん誘発の化学物質の暴露を浴びていて、重複してがんを発症する可能性が高いと言います。罹患率が高いと言ってもせいぜい1桁の%かもしれませんが、その消化管のどこかにがんを発症した方は、常に他の部位にも注意を払って1年か2年に一度でも定期検診を受けることが薦められます。

喫煙率は目立って減少したとはいえ、まだまだ過食多飲は日常的にあり勝ちです。40歳、50歳で体調に心配があれば検診を受けて早期発見、早期治療を心がければ不安に駆られることもありませんし、それこそががん治療の唯一の要諦です。

2025年3月19日 (水)

マイナンバーカード更新通知

かみさんのマイナンバーカード更新手続きの通知書が届きました。

今年の誕生日までの間に、10年有効の新しいナンバーカードの更新申請と電子証明書(有効期間5年)の申請をすることになります。
e-tax を行っているので電子証明を受ける必要がありますが、更新手続きが郵送でもパソコン、スマホでもできることに少し驚きました。最近6か月以内の顔写真を撮って申請書に添付するか、デジタル画像でパソコンなどで送ればよいとのことです。もちろん、更新カードの受取には市町村役所に出頭することが必要ですが、前回はどうだったのか考えると、10年前に制度が出来て今回が初めての更新だったのです。

通知書封筒には申請用紙、簡単な絵解き説明書、返信用封筒(なんと郵送料金役所負担!)が入っています。そのうちに、マイナンバーカードをIDカードとして保有義務化されて、住民登録、国籍、納税、医療データ、年金履歴等個人データの一元管理されるようになるのでしょうが、それまでは低姿勢の「お願いスタイル」で郵送料金負担もその一環でしょう。ただ税金の無駄遣いなのかどうか、議論はあるかも知れません。

2025年3月15日 (土)

本日から疎経活血湯、八味地黄丸の合方

牛車腎気丸が切れたので、本日から八味地黄丸処方薬の1日2包づつ、疎経活血湯との合方に変更しました。八味地黄丸は2月に脊椎専門病院を受診して処方してもらったものです。ついでに附子末(アコニンサン、市販三和生薬)を追加することにします。 体を温め八味地黄丸の効能を強めるとされます。附子末はこの前の短い期間試しましたが副作用は出ていません。副作用としては動悸、息切れ、血圧上昇などがあるといいます。

2025年3月12日 (水)

JR切符取消手続き

JR駅のみどりの窓口へ行き、山形蔵王行の切符の取消し払戻に行きました。

山形新幹線つばさの東北新幹線連結が休止状態(14日からダイア復活予定)で蔵王のホテルキャンセル料回避のためにすでにキャンセルしていたのです。連結復活が出来ずに終わると福島で乗換えに合わせてバタバタするのが嫌ですし、ホテルの送迎バス(50分)の代わりをアレンジするのも面倒です。

午前のみどりの窓口は受付番号を機械でもらうようになっていて、「50番、17人待ち」でした。ありゃーそんなに待つのか?と嘆きつつそれまで銀行の貸金庫に行ったり、駅イベントスペースで青森県名産品の特設販売コーナーを冷やかして戻り、待合室の椅子に座ると目の前にポスターがあり「自動券売機」で払い戻しができます、と書いてありました。試しに券売機コーナーに行って係員に聞くと、大人の休日倶楽部会員割引+えきねっと・ネット予約の発券済でも可能と分かりました。ヤッホー、これで1時間近く待たなくてすむぞ、と払い戻しをしました。途中係員から、みどりの窓口で手続きをすると今回は例外措置で取消料=新幹線指定席 各340円+乗車券 各220円、往復2人分=2240円は免除になりますが、自動券売機ではクレジットカード払戻から差し引かれます、と言われました。

くそっ、JRの不手際なのに乗客を待たせるのか! と憤慨したものの面倒になり取消料を負担してでも早く帰宅することを選びました。しかし、なんといっても、割引切符でも自動券売機で購入や、払戻が簡単にできるようになっていて、これは大変喜ばしいことです。願わくば、ジパング会員割引の購入でJR東日本、北海道以外の、東海、西日本などの乗車券、指定席券をインターネットや、自動券売機で購入できるようにしてくれれば有難い、現在はジパング会員割引は相変わらず会員証持参で有人窓口でなければ買えません。

残念ながら初めての蔵王温泉旅行は中止です。

2025年3月 7日 (金)

サントリー美術館「ガレ」

サントリー美術館(東京都港区赤坂9丁目 東京ミッドタウン ガレリア3F)で開催中の展覧会「没後120年エミール・ガレ:憧憬のパリ」(~4/13)を見に行ってきました。

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エミール・ガレ(1846~1904)はフランス北東の古都 ナンシーのガラス工芸品、陶磁器小売店の息子に生まれ1873年工房を造り、やがて1877年家業を継ぎます。ガレはその作品を1878年パリ万国博に出展して注目を浴び、やがて1889年パリ万国博では数々の賞を得る大成功をおさめます。その間、1885年には日本の農務省官僚で日本画家でもあった高島得三と出会い日本画の影響を受けて「ジャポニズム」と呼ばれる潮流を生み出しました。1889年万国博出展の際には、ガレはガラス工芸品300点、陶器200点、家具17点を用意したといわれます。陶器、家具もエミール・ガレが造り続け、その短い生涯で数多くの作品を生み出すエネルギッシュな人物像を象徴していました。しかし、20世紀に入りガレは次第に体調を崩し1904年白血病で亡くなりました。58歳でした。

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大活躍時代のガレ肖像 (1889、43歳)


この展覧会、総数80点以上の各工芸品の展示は圧巻です。全作品を写真撮影できる画期的な展覧会で若い美術愛好家、学生などがスマホや一眼カメラを手にして熱心に鑑賞していました。ガレと言えば妖艶で幻想的な色使いの茸のランプがすぐに思い浮かびますがこの展覧会ではその生涯に沿って、若い時代のジャポニズムの陶器やガラス器は落ち着いた、むしろ地味な、渋い色調の作品から、熟年、晩年に従って我々のイメージに近いガレになって行く過程が見られて興味深いものがあります。頑固なガラス職人気質だけでは辿り着かない豊かな才能を有した芸術家であったことがよく理解できます。幼いころからガラス工芸品に囲まれて才能を培っていたのでしょう。きらきらした作品を眺めるだけで楽しいものでした。

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ジャポニズム調の陶磁器  鉢クレマチス(1889)

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花器 草花 (1889~)

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花器 鯉 (1878)パリ万国博デビューの内の作品

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モスクランプ風花器 蝙蝠・唐草(1889)


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一目でガレと分かる例の ランプ「ひとよ茸」(1902)


美術館の前にはいつもの日本そば 赤坂砂場で昼食です。少しのんびりして正午15分前に店に入りましたがテーブル席(5テーブル?)はすべて埋まっていて座敷席しかありませんでした。狭い畳部屋で足を伸ばしても胡坐をかいても窮屈。かみさんともども閉口しながら定番のもり、玉子焼き、焼き鳥塩で砂場を堪能しました。それにしても快晴のこの日、大量の花粉が飛び交い鼻水、くしゃみに悩まされ散々でした。

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2025年3月 3日 (月)

トイレリフォーム完了

今日の関東地方は前日のポカポカ陽気から一転、午後には雪が降り気温も5℃程度まで下がりました。豪雪に見舞われた東北、北陸地方に比べればなんのことはありませんが寒暖の差は体に応えます。その寒さの中、ヤマダ電機下請けのリフォーム業者の若者がやって来てトイレリフォームで新しいTOTOのウッシュレットつきトイレを設置してくれました。途中、水回りパイプ管がサイズが合わず部材を買いに出たおかげで4時間を費やし完成しました。それまでトイレが使えず、慌ててすぐそばのスーパートイレを借りに行かなければいけませんでした。

やれやれ、これでひと安心。ヤマダの10年延長保証つきでまず修理のお世話になることもないでしょう。

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