川崎浮世絵ギャラリー
本日は先日に続いて墓参り。かみさんの父親の命日はその時桜満開の3日後でしたが、少し早めにお参りすることにしました。川崎大師近くの菩提寺門前の桜も運よく満開で、風もなく5 月並みの暖かさの中、順調にすませることができました。
菩提寺山門わきの桜 右側に桐の木がありますが花はまだ咲いていません(五月)
墓参の後は恒例に従い川崎大師平間寺参拝です。数少ないものの境内染井吉野が満開でした。
川崎大師境内の木瓜(ぼけ) 桜に負けず春の訪れを訴えていました
帰宅途上、JR川崎駅前タワー・リバーク3階にある川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~の展示を見にいくことにしました。元参議院議員(神奈川選挙区)で著名な浮世絵蒐集家 斎藤文夫氏(1928~2024)のコレクションが川崎市文化財団に寄贈され展示されています。今回は明治、大正、昭和の新版画といわれる作品をテーマにした、「新版画ー風景画の変遷」(後期 3/20~4/20)です。その中心は『昭和の広重』と呼ばれた巨匠 川瀬巴水(1883~1957)の作品で、巴水をふくめて全部で68点紹介されていました。Apple創業者 ステイーブ・ジョブス(1955~2011)が熱愛した巴水の新版画はさすがに精緻、深い陰影と色使いで秀逸です。14点の巴水作品が鏑木清方、いくつかの広重(2代目)よりもより多くの観客の注目を浴びていました。
常設展示スペースは小部屋3つほど 入場料 500円
入口に掲示されていたポスター 中央に巴水 新東京百景 芝大門の雪