2025年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 会社同期生の逝去 | トップページ | 高関税紛争の行方 »

2025年5月 7日 (水)

ストーカー対応の不可解な神奈川県警

川崎市川崎区で20歳女性にDVをしたうえ、別れ話から逆恨みで殺めた27歳男性の事件。被害女性が最寄り警察署になんども脅威を訴えストーカー被害を相談していたとのこと。昨年12月に行方不明になったにも拘わらず、警察署は詰めの甘い任意事情聴取、任意自宅捜査を繰り返したものの犯人自宅で遺体を発見したのが今年3月で、結局この凶悪犯罪を阻止できませんでした。

事件の詳しい経緯はこれから明らかになると思いますがテレビ報道では、女性が告発を取り下げた、復縁したと思った、事件性がないと判断した、と真実性の疑わしい情報が洩れてきて、捜査側の言い訳の垂れ流しオンパレードです。遺体発見前後から凶悪犯罪担当課事案になったようですが、それまでは生活安全課であったことが後手後手、生ぬるい対応になった一因かも知れません。それにしても神奈川県警は横浜市や川崎市の大人口都市、京浜工業地帯を抱える、決して平穏安寧ではない地域を管轄しており、それだけ都道府県警の中の雄であるべきはずです。


ただこの街の交番の印象はそれほどのプロ意識を感じません。我が家の玄関ドアに悪戯をされて2度、交番巡査に来てもらいましたが、一人の男性警官は、親身に聴いてくれ(るフリ?)、
      『時々はマンションの棟内を巡回し加害者を牽制することにしましょう』
      『オートロック前のインターフォンで状況を伺い、他の住民に警らしている我々の姿を見てもらいます』
など調子のよいことを口にしていましたが、それ以降一度も警察署や、相談した交番の警官の姿を見かけたことがありません。交番は各警察署生活安全課の傘下です。できもしないことを安請け合いして真剣な対応をしないのでは、警察に対する住民の信頼を失わせます。口先と行動が相違するのは石破政権だけではありません。


この殺人事件の報道を毎日耳にしていて、もはや警察当局の真剣味の欠如、緊張感が無くなっているのだろうと感じざるをえません。
嘆かわしいものです。

« 会社同期生の逝去 | トップページ | 高関税紛争の行方 »

時事雑談」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 会社同期生の逝去 | トップページ | 高関税紛争の行方 »