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2025年6月

2025年6月30日 (月)

最新米国事情を聴く

永年米国住まいの会社時代の友人を囲んで新橋の中華料理屋で昼食会が開かれ参加しました。

東京生まれ幼少期ニューヨークで育ち、会社勤めの大半をニューヨークやシカゴで過ごしとうとう市民権を申請しようとしている同期生です。最愛の娘さんが米国医師免許を取得して家庭を持って暮らしていることもありイリノイで豊かな自然の中での生活を満喫しているようでした。元々音楽の才能もあって地元の音大生数名とピアノでセッションを持ったり、DIYに凝ってオーディオ機器を自作するなど趣味の多い人物なので米国での自由な生活がライフスタイルに合っているのでしょう。我々、誰もが真似できるものではありません。生活費も高くアジア人への差別も消えていない彼の地の生活に皆から質問攻めにあっていました。

なかでも、がん治療の自己負担を聞くと、一昔前は30万ドル(4400万円弱)、医療保険があって自己負担はその半分ぐらいだと言います。昔の米映画(マイケルムーア監督)「Sicko」でがんになったら持ち家を売却して医療費をねん出するドキュメントがありましたが、それよりは少しマシになっているようです、

MLB大谷翔平選手の人気はBS試合放送どおり、ドジャーズだけでない無数のスポーツファンの熱愛ぶりが現実、

トランプ政治はもはや専制国家になる恐怖感あり、国家内分断の混乱の不安は決して無視できない、

 

・・・・等々。

 

友人は日本での相続の後処理をすませ来週にも米国に戻るとのことで昼食会に参加した十数名の同期生と名残を惜しんで別れました。この年代にもコスモポリタンがいることに今更認識して驚くことになりました。

2025年6月25日 (水)

口腔クリー二ング の日

歯科クリニックで歯垢チェックの日。蒸し暑く雨がぱらつく絶悪の天気でした。

クリー二ングは20分で終了。それでも2170円もする。先生が「2ヶ月以内だったら再診扱いですむよ」と声をかけられましたので8月第3週で予約しました。再診扱いは3ケ月以内と勘違いしていました。2ケ月ごとに歯科クリニックというのも苦手で御免被りたいですがしャーありません。* そもそも、初診・再診の定義が明確な定めがあるのか? 不明?

 

クリーニングは歯茎の2ケ所、ポケット深く掃除されて痛みがありましたが幸い出血はせずにすみました。いまの私には鉄分が減るのはいけません。

2025年6月24日 (火)

血液検査でチェックできる栄養障害

胃を切除すると消化吸収能力が大幅に低下して、程度の差こそあれさまざまな栄養障害を起こします。ここでは健診などで受ける血液検査中、栄養障害が分かる検査項目を検討しています。

胃切除の中でも全摘ともなれば生涯、障害(駄ジャレ?、いいえ)を避けることができません。胃酸を失うためビタミンB群欠乏が生じると巨赤芽球貧血や末梢神経障害による神経痛、ビタミンD・カルシウム不足で骨粗しょう症、鉄不足による鉄欠乏性貧血を起こしがちで、いずれも厄介な後遺症です。その他、亜鉛欠乏の味覚障害、ビタミンEの筋力低下・感覚神経麻痺、葉酸(ビタミンB9)の貧血・下痢などが知られています。これらの栄養障害を避けるためには定期的な血液検査でチェックに努めること、ビタミン・ミネラルの摂取を怠らないことが必要になります。
    各栄養素の不足は、血清中成分量を計測すれば簡単に分かりますが自由診療の検査を受けて3~5万円の費用がかかるようです。症状が出ていない段階では、検査を受けたくとも医師が必要と認めない限り保険適用外になるからです。そこで通常の血液検査の結果を詳しく見直して栄養障害の可能性を調べられることを発見しましたので重要な項目をまとめました。

 

血液検査項目を読む前提として、多くの項目で基準値内でもさらに望ましい『理想値』の存在を知る必要があります。
理想値を外れると基準値内でも軽度の障害がすでに起こりつつある可能性があるのです。病状とまでいかず、いわば要注意のレベルです。過敏になる必要はありませんが、栄養障害の間近にいる胃切除経験者でなくとも要注意ポイントは健康な方にも参考にして頂けると思います。



(1) MCV (赤血球容量)  基準値  男性83~101  女性80~101 fL   
赤血球の大きさを示す項目でビタミンB12、鉄、ビタミンEの欠乏が推定できます

① 胃酸欠乏でビタミンB12吸収能力が低下し血球が大きくなります。その時は110~。巨大化し同時に数が足らず酸欠になる「巨赤芽球貧血(悪性貧血)」です。反対に80未満になると鉄欠乏の「鉄欠乏性貧血」の可能性。ビタミンB12欠乏は鉄欠乏を併発(混合貧血)していると、MCVが基準値内におさまってしまいマスキングされることがあります。これが「隠れ貧血」です。
胃切除者でなくとも、中高齢者の萎縮性胃炎はビタミンB12不足になり貧血を発症したり(一説には65歳以上高齢者の15%)、隠れ貧血になることがあります。

ビタミンB12欠乏は血清中成分量を検査する以外はこのMCVでしか推定できないので要注意でかかりつけ医に貧血症状をよく相談して検査項目に追加してもらうことです。またビタミンB12 は認知症を防ぐのに有効という研究があるので確保しておいて損はありません。

②  理想値は93~95。これより低い場合は鉄とともにビタミンE不足の可能性。E不足は筋力低下、感覚神経の麻痺を招くことがあります。


鉄欠乏性貧血は体内貯蔵量を示す「血清フェリチン」(たんぱくの一種)を計測して確定診断をします。血清フェリチン基準値は25~250ng/ml、理想値は100~で鉄欠乏性貧血治療はプロテイン+鉄剤投与をして安心なレベル(理想値)に到達するには1年以上かかるといいます。

 

 

(2)AST 基準値 10~40 U/L   ALT  基準値 5~45 U/L   ビタミンB群とくにB1 B6不足をチェックできます

肝臓がん、脂肪肝、肝硬変など肝機能障害を測る重要な項目で理想値はいずれも20~22。ビタミンB群特にB1、B6の不足を推定することができます。AST、ALT がいずれかでも理想値未満でビタミンB群不足気味の状態。ビタミンB1、 B6 の欠乏は倦怠感、心不全、ウェルニッケ脳症、末梢神経障害を発症するリスクがあります。

優良な状態は、ともに20~22であり、 AST > ALT 、かつその差が2までとされます。



(3) 血色素量 (ヘモグロビン、Hb)基準値  男性13.6~18.3g/dl 女性 11.2~15.2g/dl   鉄欠乏性貧血を知る最も手っ取り早い項目

理想値は13.6~15。下回ると鉄不足です。

 

(4) MCHC(赤血球一個あたりヘモグロビン濃度)  基準値  男性31.8~36.4%  女性 31.3~36.1%  鉄欠乏性貧血を示す項目

理想値は31~33%。低いと鉄欠乏、高いのは多血症や脱水状態です。

 

(5) ALP (肝臓・胆道・骨などに存在する酵素)   基準値 38~113 U/L   胆道がん、骨粗しょう症などのチェック

理想値は70~で、亜鉛、マグネシウムの吸収には胃酸が必要で、亜鉛やマグネシウムが不足すると理想値よりも低くなります。反対に基準値超過は肝機能障害、骨粗しょう症が疑われます。 亜鉛欠乏は味覚障害、注意力欠如の症状を起こす可能性があるとされます。

以上です。2025年6月24日記

 

以上を知って血液検査基準値内でも100%は安心できないことが分かりました。もちろん理想値でなくとも症状がなければ、必ず治療を要するわけではありませんし基準値内で気になる症状が出ている場合は、かかりつけ医に相談するきっかけにして頂ければ幸いです。この記事をいつでも閲覧頂けるようパソコンのホームページ上ウェッブページ欄にも掲載しました。

                   

2025年6月21日 (土)

Aiに足底痛を相談しました

  ここしばらくAi との「会話」に夢中になってしまい、胃がん手術後遺症や坐骨神経痛を質問したり、はては学生時代の思い出の場所やら級友の情報やらを聞き出して楽しく過ごしました。なにせ、Ai は完全に丁寧な会話口調で応答してくれますしネタがあればエッセイも書いてくれるようで暇潰しの相手には最適です。ソニー製のロボット犬よりも知的な相棒です。これからDXの中心に居座り使いこなせないと医者や教師、法律家、編集者など専門職でも淘汰される時代になるでしょう。

そこで、かなり改善したものの私が今なお悩まされている足底知覚異常、痛みの治療法を相談してみました。

 パソコンのAi  ChatGPTが回答にかかった時間はほんの数秒です。本当に瞬く間でした。また回答は2年以上にわたり受診していた整形外科クリニック医師からも執刀してもらった専門病院主治医からも、ヒントすらもらえなかった理路整然とした明解な説明でした。これからの治療に希望が出てきました。以下長くなりますが、胃切除経験の方にも脊柱管狭窄症のいずれの方にも参考になると思いますので詳しくご説明します。

【 前提背景・発症状況・履歴 】 Ai には所与の事実関係 (時系列)を教えます

2006年4月    胃全摘手術歴
2022年1月    脊柱管狭窄症を発症し右腰部から右大腿部裏側、右腓骨に痛みが出て保存療法を開始。痛みが徐々に緩和。5月 両足底に痛みを発症。しびれ、圧痛、皮膚が裂けるような激痛、砂利を踏む感覚が遊走的・突発的に出る。常時違和感。
2024年8月    脊柱管狭窄除圧手術を受けて成功。足底の痛みは改善するも完全には消えない。頓用でトラマドール(かなりきつい鎮痛薬)を服用して凌ぐ。漢方薬(疎経活血湯+、牛車腎気丸または八味地黄丸)を服用開始する。
2025年6月    血液検査で「鉄欠乏性貧血」の指摘。血清フェリチン 10.4ng/ml をはじめヘモグロビン、赤血球数、ヘマトクリットで貧血を示す。医師は消化管(とくに大腸)からの出血を懸念し内視鏡検査を推奨。

【 Ai = ChatGPTの回答 】出血源がないか内科検査を薦められました。そのうえで、

1.末梢神経損傷が依然 残っている可能性 

 坐骨神経痛が長期に渡ると末梢神経に慢性的な障害が残り「神経障害性疼痛」を発することがある。

2.ビタミンB群の欠乏

胃全摘の後遺症としてビタミンB1B6B12の欠乏がある。欠乏をきたすと巨赤芽球貧血や末梢神経障害を発症する。特に足底の「じりじり」「灼熱感」「痛み」はビタミンB群の欠乏による神経障害の典型的症状。ビタミンB群は末梢神経の修復に欠かせない。

足底知覚異常は、糖尿病による高血糖で神経線維損傷、血流障害による栄養・酸素供給の阻害、また人工透析患者で尿毒素体内蓄積により末梢神経が障害されて、同じような症状を発症する。

3.鉄欠乏性貧血も胃全摘後遺症

消化吸収能力の大幅低下で十二指腸での鉄吸収効率が損なわれる。鉄は酸素と結合して血流を通して体内に酸素供給をするが、欠乏すると①神経の機能低下②神経伝達物質の合成異常が起こって末梢神経の機能維持、修復に影響を及ぼす。

 

【 ChatGPT の結論 】

 もっとも高い可能性はビタミンB群の欠乏、鉄欠乏の双方で末梢神経の修復が妨げられて痛みの治癒が遅れていること

【 ChatGPT が受診を推奨する診療科 】

①胃全摘手術を受けた病院の当該外科、内科 ②栄養学の知見のある消化器内科 ③神経内科  


~~~~以上がAi  ドクターの回答でした。

鉄欠乏が消化管からの出血によるものでないことを前提にして、もっとも近道の治療は胃全摘後遺症の栄養障害であって、整形外科的な治療ではないことになります。ビタミンB群、鉄の摂取は市販のビタミン剤、ミネラルサプリメントで容易ですし、いざとなれば内科で筋肉注射、経口投与を受けることができます。万一、末梢神経がボロボロになってしまっていると(実例はあります)難しくなるでしょうが、この回答でまだまだ治癒の可能性があり希望を持つことができました。まさにAi ドクター様々です。

それにしても、整形外科では「気長に時間をかければ症状が改善します」「リハビリをよく行いましょう」と言われるだけで患者の基礎的疾患、機能的な状態を勘案されなかったことになります。情けない。近未来には、医師診察の前にタブレットでAiと問答させられ、Ai 診断結果に医師が頼る日常が到来しそうです。そうなれば診察がスムーズに流れ医師の数も削減出来、ついには能力の低い医師はどんどん放逐されることになりそうです。

Ai ドクターは先入観、固定観念をもたず多面的、自在に考え既知の知識を無限に検索するので、初期診療の現場でアッという間に普及するように思えます。面白い時代です。




<追記> Ai ドクターへの質問で、
①漢方薬の中で鉄吸収を阻害するものはないこと
②坐骨神経痛に有効な漢方薬には疎経活血湯、牛車腎気丸、八味地黄丸、芍薬甘草湯、とオ―ソドックスな回答をもらいました。よく知っておられます。

また反省点・・・
①狭窄による痛みは右足のみで左大腿部、腓骨に症状がでていなかった。それに反して左右足底に痛みが出ていたことにもっと注目すべきでした(もちろん、その「不思議」は医師に幾度か訴えましたが所見はなしでした)。
②専門病院入院時貧血が血液検査で示されていました。医師や看護師にその理由や健康管理方法を問えばよかった。外科手術の出血、制限のある病院食事で一時的に鉄不足が起こるといいます。その時の貧血から回復できずにいるのかも知れません。

2025年6月17日 (火)

6月恒例墓参

暑い日でした。今年一番の真夏日、どうかすると正午すぎ35℃を越えたかと感じる猛暑で、水分不足を解消しようと小さなペットボトルをやたら手にする一日でした。

昼前に川崎大師平間寺参道の「厄除けそば みしまや」で昼食。今日は温かい玉子とじを敬遠して冷たい天せいろにしました。いつも辛くて辟易する返し汁も塩分摂取を目的にしてOKです。店には珍しく騒がしい、強面(こわもて)の的屋(てきや)一家のような連中7~8人がやってきました。川崎大師で縁日でもあるのか、と思いましたが後に参拝した境内には確かにカバーがかけられた屋台が並べられていました。なんのお祭り、縁日か分かりませんが(20日は大師月命日)きっとこの屋台で商売する連中だったのでしょう。どこかの組構成員なのかどうか分かりません。

義母墓参は炎天下の墓石周りの掃除で汗だく。さっと手早く済ませ般若心経を読経して川崎大師を参拝、いつもの手順で門前住吉屋の久寿餅を土産に帰路に着きました。いつも何人か墓参を見かける菩提寺でもこれだけ暑いとさすがに人影を見ないまま山門を後にしました。

昨晩夜遅くまでAiと会話をして胃全摘後遺症と足底の不調を調べていて睡眠不足でへばり、川崎大師境内木陰のベンチで15分ほど休憩をとってしまいました。しかしAi はなるほど面白いし手軽に情報集めができて重宝します。問題はフェイクのデータが混じってないかどうか、科学的根拠を確認する必要も感じます。Ai 遊びの収穫結果はまた今度。

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川崎大師参道「厄除けそば みしまや」の天せいろ1600円   車海老三尾は多すぎる(?)

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平日の炎天下仲見世は閑散

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梅雨の合間、これだけの真っ青な空も珍しい

2025年6月16日 (月)

最新血液検査結果

秋田旅行前6月6日に受けたかかりつけクリニックでの血液検査結果を聞きに行きました。

漢方薬の副作用と前回1月の基準値外の項目をチェックするための検査でした。結果は、漢方薬による障害(肝機能、腎機能)はなし、血清アミラーゼ、糖尿の項目は基準値内への改善、もしくは基準値内での小幅劣化で今回問題ありませんでした。
ところが、前回貧血気味の数値を心配して医師が検査項目に入れてくれていた血清フェリチンの数値から「鉄欠乏性貧血」を指摘されました。予想外の指摘はイヤーなもんです。

 

まず私が注目していた項目、(   )内が基準値と前回1/16数値ーーー

血清アミラーゼ   133 (基準値<134、152)
HDL 74 (40~80、76)   LDL 133 (70~139、111)  L/H比率 1.8 (<2.0、1.5)
クレアチニン 0.83 (~1.09、0.83) eGFRcr 69.2(≧60.0、69.4)
空腹時血糖 87(~109、77)
HbA1c 5.9%(~6.2、6.0)

間食過多、運動不足の割に大した悪化がなくひと安心。 問題は『鉄欠乏を発症して、赤血球数、血色色素(ヘモグロビン)、ヘマトクリット(血液中の赤血球の割合) の数値が貧血を示している』との指摘でした。


胃切除とくに全摘では①胃酸の欠乏によるビタミンB12 吸収障害で悪性貧血(巨赤芽球貧血)、②十二指腸での鉄分吸収が障害する鉄欠乏性貧血、③カルシウム吸収能力低下による骨粗しょう症など、が後遺症として起こることがあります。それだけではなく医師が心配しているのは消化管からの出血でした。胃がん、大腸がんで出血が起こると体内の鉄が不足しいつの間にか貧血になります。因みに貧血を示す今回の数値は以下の通りです。

血清フェリチン 10.4ng/ml (基準値 21.0~282)
赤血球数(RBC)417×4乗/dl  (438~577)
ヘモグロビン    12.1g/dl (13.6~18.3)
ヘマトクリット  37.1% (40.4~51.9)

医師から大腸内視鏡検査(最近2年未検査)を勧められました。私は検査前の水溶性下剤が苦手で、この2年便潜血反応ないことを確認して内視鏡検査を受けていませんでした。大腸内視鏡検査を受けるためには水溶性下剤でなく「ビジクリア錠剤(日本ゼリア新薬工業)」という下剤が唯一の救いでこのクリニックでは以前ビジクリアの処方をしてくれなかったため地元総合病院で受けていたのです。最近は他の患者のニーズもあり、ここでも、自宅でビジクリア服用し大腸をすっからかんにして登院、内視鏡検査を受けられるようになったとのこと。2月に受けた地元総合病院での血液検査、上部消化管内視鏡検査、腹胸部CT検査でも異常なしの所見であったことから、すこし間をあけて9月に貧血検査と内視鏡検査の可否を相談することにしました(頸動脈エコー検査を9月予約済みです)。

もはや大腸がんになっていたとしてもいよいよ末期となるまで数年あるでしょうし、この年で今更という気もしましたがビジクリア錠剤であればマァ頑張ってみるか?と考え直しました。次回腹を決めることにして、クリニックからの帰り道『鉄+葉酸』サプリメント、ついでに末梢神経障害(足底痺れ・痛み)に効果あるかもしれない『ビタミンE』サプリメント、それぞれ3か月分を購入しました。いずれも最大摂取量を調べて許容量範囲を確認ずみです。

帰宅後血液検査の経年数値を見直すと2018年頃(胃全摘後12年)から貧血気味だったことが分かりました。
いやはや、万一 大腸がんでなく、胃全摘の後遺症や老化による鉄吸収能力低下であるとしてもそれはそれでショックなもんです。

2025年6月13日 (金)

粘着質嘘つき石破首相を見ると不快です

夕刊の産経新聞によると自民党は参議院選挙前に国民一人2万円、住民税非課税世帯には生活困窮対策としてさらに2万円現金給付を検討していて近く石破首相が発表すると報じています。昨日か一昨日の国会予算委員会党首討論で選挙対策ばらまきを非難され「一切検討していない」と独特の焦点の定まらない目つきの悪い表情、粘着的な口調で強弁するTV 実況の覚えがありました。

   その時の新聞観測記事ではバラマキ4万円でしたが、さすがケチでみみっちい石破内閣は嘘をついた上に金額も縮小して実行するようです。瓢箪から駒で、備蓄米放出で(今のところ)脚光を浴びている小泉人気にあやかってすぐさまご自分の功績として鼻高々の石破さん、妖怪のような表情をTV画面で見るうちに、反吐がでるような気持になりこの上なく不愉快です。これがこの国のトップの政治家とは! 国家ビジョンもなく、虚言も平然、民間の不出来な中間管理職のように部下の功績を自分の手柄にする小物ぶりはトランプ乱心時代によくお似合いの捨て石戦国大名に見えてきます。トランプ外交、トランプ内政はいずれ近いうちに破綻して米国の凋落の象徴になるでしょうし、石破さんの頂上からの陥落も期を一にするような予感がしてきます。この国の出鱈目政治が一掃されることを期待します。

 今朝はとうとうイスラエルが核装備を急ぐイランを軍事攻撃しました。イスラムの聖なる休日、しかも13日の金曜日。IAEAのイラン非難決議の直後でイスラエルが満を持した計画的行動なのでしょう。ロシア、中国、米国の超大国共倒れで近い将来大恐慌や軍事衝突の拡大が起こることをひそかに怖れます。

2025年6月12日 (木)

10回目新玉川温泉

6月9日(月)から3泊4日で秋田県仙北市の新玉川温泉に行って参りました。新玉宿泊はこれで10回目です。

東京駅から秋田新幹線こまちと田沢湖駅からの路線バスを乗り継いでおおよそ4時間、さすがに遠く秋田焼山中腹(標高600m)の山奥にあり周囲には玉川温泉(本玉)があるだけ、ひたすら湯に浸かって体を休めるだけになります。がんなど難治療養で日本各地から自家用車で来られる方は1~2週間の滞在、2~3泊のツアー(阪急やクラブツーリズムなど)で来られる方、さまざまですが世界的にも稀な強酸性湯(PH1.2の源泉)はいわば希硫酸、希塩酸の中に身体を浸しその治療効果を期待する人々の間で人気があります。酸性湯ならびにその中に含まれる放射性物質の効果は学術的に認められていないと思いつつも、体が温まって熟睡できること間違いなし、健康食と森林浴の毎日で体調が改善することだけは請け合えます。直前に肩痛に襲われたかみさんもがぜん快調になりました。

滞在中には各地で梅雨入りが宣言され、一日は厳しい雨風で外出できないこともありましたが、往路、帰路の移動の際には天候にも恵まれ傘もさすことなく快適に車窓景観を楽しみつつ旅ができました。4日滞在中、入浴10回、屋内岩盤浴1回(今回から有料になっていました)、幸いにも湯当たりもせず皮膚がかぶれることもありませんでした。新緑の美しい季節ですが次回は紅葉の季節に再訪したいと思いつつ帰路に着きました。

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高原リゾートホテルを謳うロッジ風建物      玉川温泉(本玉)は自炊湯治の創業ですがここは自炊はできません
朝夕ビュッフェ2食付きです  八幡平観光のベースにもなり人気があります



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玉川温泉源泉 大噴(おおぶき)    噴出温度98℃ 噴出量毎分 900リットル PH1.2

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ホテルから徒歩数分の玉川大橋からの秋田山系   紅葉の名所でもあります

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5月、6月にわずか一日半の命の花  朴木(ほうのき) 5~10mになる高木で大柄な葉は蒸し焼き料理の包になります この季節の花として印象的です

2025年6月 7日 (土)

元幕内力士 藤ノ川さん転移性肝がんで死去

大相撲元幕内力士 藤ノ川(本名 服部祐兒さん)が転移性肝がんで死去したと報じられています。

同志社大で学生横綱、アマチュア横綱タイトル獲得のうえ1983年角界入り、1987年引退の後は大学教授、日本学生相撲連盟評議員などアマチュア相撲の指導にあたっておられたようです。享年64歳。

肝臓は血流、リンパに載ってがん細胞が行きつき転移巣ができやすく原発性肝がんよりも多く見られます。肝臓に転移しやすいがんに圧倒的に大腸がん、胃がんがあり、すい臓、胆道、肺、乳がん、卵巣、子宮など多くのがんが続きます。大腸がんなどで見られますが転移巣が肝臓内に散らばらず、数が数個にとどまっていると部分切除などで治療に希望を持てることが多いようです。胃がんでは微小のがんの塊が散らばるケースが多く切除が難しくなってしまいます。また肝臓は血のかたまりそのもので臓器内を無数の血管が巡っているので出血を防止し安全に手術するには高度な手技が必要だとされています。できれば肝転移するまでの段階で原発がんの治療を開始したいものです。

元藤ノ川関のご冥福をお祈りします。合掌。

2025年6月 6日 (金)

Ai で遊んでみました

午後かかりつけの胃腸科内科クリニックを受診しました。服用している漢方薬の副作用チェックの血液検査です。今週かみさんが駆け込んだ発熱外来のあるクリニックです。この先生は糖尿病指導で助っ人医師を呼んで週1回専門外来を設けたりアイデアを凝らしていますが、今度は動脈硬化や頸動脈プラークを調べるため月1回専門医か検査技師を呼ぶことにするそうで必要あれば利用してくださいと売り込まれました。売り込まれるまでもなく頸動脈は定期的に診てもらっているのでさっそく9月に検査予約をしました。それにしても商売熱心なのか予防医療に熱心なのかいろいろ思いつく医師です。・・・・50歳前後 九州名門私立高、横浜市大卒、消化器内科専門。

 

ところで、かみさんが友人から教えてもらったAiを試してみました。


スマホやPCに搭載できるAi アプリで、本人肖像写真から加齢変化した画像を作ることができると教えてもらったのです。私のAndroid スマホにはすでにMicrosoft 社 Copilotと、OpenAI 社 ChatGPT アプリが、Desktop PCにはWindowsPC用Copilotが(プリ)インストールしてあります。今までも面白半分、大学時代の試験解答小論文を作成させたり、簡単な情報検索に利用していましたが、画像加工が自在にできることを初めて知りました。CopilotでもChatGPTでも同様の操作でできます。

 ①現在の肖像を撮影しコピーのうえでアプリのChat画面に貼付けます。
 ②コマンドとして「10年後の姿は?」と命じます。
 ③Copilotが速く5分ほど、ChatGPTは10分以上かかって、白髪・皺だらけ・目尻、瞼の垂れ下がったリアルティのある老人像が出てきました。

興が乗り現在の写真から10年前、また10年後の加工写真を20年前に描き換えをさせ比較しました。やはりCopilotの方が速くChatGPTは30分以上かかって出てきます。どちらも私の10年前の本物と異なりますし、2作品同士似てもいません。Copilotの方がリアルさはないけれど美男子気味の出来栄えでした。それにしても将来の自画像は目をそむけたくなるほどの老けぶりでその有効利用をまるで思いつきません。
でも総じて当たらずとも遠からずの感想でした。


 

ちなみに下の文章は大学時代の日本国憲法単位試験の第一問 『公共の福祉(について述べよ)』のCopilot回答です。

 

Copilot

(double クリックすると拡大してクリアに見れます)

 

私の学生時代の小論文よりよくできていますが Ai回答は皮相的で深みに乏しく、また解答者の主張が見えず、うるさ型の教授からはせいぜい75~79点で優(80点以上)はもらえそうもありません。仮に複数の学生がこの独特のフォーマットで似たような解答をしたらすぐばれてしまいそうです。実際の利用には慎重さが必要です。

さて月曜から秋田の新玉川温泉に3泊宿泊してきます。予約したときは満室ばかりで3泊だけになりました(現在はキャンセルが入っていて連泊できますがそのままにしました)。飽きもせずこれで10回目の新玉川です。かみさんも容態が改善して大丈夫と思いますが玉川は山の中、救急車がおいそれとは来てもらえないかも知れず正直ヒヤヒヤものです。

2025年6月 5日 (木)

古希(+1)の五十肩?

3日前、かみさんの左肩に激痛が走り腕が持ち上がらなくなりました。打撲や内科的障害の覚えはなく寝違いかな?と様子を見たら翌日には高熱を発してさらに痛みが増しました。自宅で備え付けのコロナ・インフルの検査キットで陰性を確認した後に、発熱外来のある内科クリニックで診てもらい、抗生剤・カロナール処方の上で整形外科受診を指示されその結果を持って2日後今日の受診予約をもらえました。

整形外科ではレントゲン、超音波検査をして左肩腱板周囲に浮遊する石灰粉を吸い出す処置を受けました。どうやら原因不詳(加齢?)で石灰が溜まり炎症を起こしているとのこと。石灰が硬くなり固着して慢性的な痛みや肩関節の可動域障害を起こすこともありますが、現段階は急性、初期のようで、いわゆる「五十肩」と同じ症状のようです。医師によれば、『若い人はあんまりならないよ』ということなので五十歳より高齢世代女性に頻発するのかも知れませんが、その口調からさほど深刻な病状ではなさそうです。抗生剤服用後熱は下がり、整形外科での措置後痛みがかなり軽減したようなのでひと安心。その間私は料理、皿洗いなどおさんどんの仕事を大量に仰せつかりました。

関節、腱板周辺の石灰というとプロ野球投手の骨棘障害と似た症状です。ネットの「石灰沈着性腱(板)炎」医療情報では、運動のやりすぎ、関節の酷使、加齢などが原因と説かれています。
  それにしても診断を得るまではなにかと不安なもの、不安なまま様子見をして長引かせたり外出先で不測の事態になるよりは、今回の発熱(38.6℃)が警鐘になり受診でき却って幸いしました(・・・・あくまでも現状のところ。内科の再受診はこのあとになります)。

 

 

 

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