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2013年11月 3日 (日)

入間航空基地祭入場32万人!

文化の日。航空自衛隊埼玉県入間基地航空ショーが毎年開催される日です。入間は3回目ですが、数年ぶりに見にいくことにしました。東京近郊の西武鉄道所沢から少し入ったところ、稲荷山公園駅そばに基地があります。JR南武線府中本町からJR武蔵野線に乗り換え新秋津駅下車、400m北にある西武池袋線秋津駅で稲荷山公園を目指します。午前8時30分に秋津で乗り換えましたが、すでに西武電鉄ホームは観客で溢れんばかり。通勤ラッシュ並の混雑です。稲荷山公園駅からは数100mで入間基地の飛行場敷地に辿り着くはずですが、牛歩の営みで押し合いへし合い、ものすごい人出です。そんななかでも、バギーカーで乳飲み子を連れたカップル、キャリーを引っ張って他人の足を引っかける馬鹿者の輩が大勢いるのだから驚きです。来る度にこの航空ショーの観客が多くなっていることに唖然としますが、今年はなんと32万人来場との報道がでています(これまでは大体20万人)。

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                         稲荷山公園下車すぐ、真向かいに基地があるが動けない。

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飛行場エプロンは場所取りのレジャーシートが埋め尽くされていて、展示機体までたどり着けない。これが午前9時30分ぐらいの光景。9時過ぎからは、展示飛行で、YS-11、T-4 ジェット練習機編隊、C-1輸送機編隊、ヘリコプター強襲実演、などどんどんテンポ良く進んで行きます。

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ただ、午後1時前後から始まるブルーインパルスの曲芸飛行お目当ての入場者が正午ぐらいからどんどん増え始め、基地周辺道路からエプロンまで、ものすごい人、人、人で動けない状態になってきました。当然、私もブルーインパルスを見るつもりだったのですが、昼食も食べられないし、簡易トイレも30分以上の長蛇で、歩き通しで疲れ果て、一通り展示機体
を見たあと、早々に引き上げることにしました。カメラの試し撮りは、生憎望遠は250mmのレンズしか手持ちにないので、これでは飛行機の撮影では少々無理があるようです。

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              地上に展示、待機中のブルーインパルス1番機。 機体はT-4 練習機。
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                航空自衛隊主力戦闘機 F-15J。
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           米国戦闘機F-16をベースに日本航空機メーカーが地上支援攻撃機に改修し    備えつけられているF-2。ベース機体を遙かに凌ぐ高性能に化けたと言われています。 天候は生憎薄曇りで、さほどのコンディションではありませんでしたが、雨の心配もなく暑くもなくかえって良かったように思います。

2013年10月30日 (水)

芸大美術館「興福寺仏頭展」を見に行きました

東京上野の東京芸術大学美術館で開催されている 「国宝興福寺仏頭展」(~11月24日)を見に行くことにしました。奈良興福寺創建1300年を記念するもので、明日香村旧山田寺の本尊で興福寺に長く陳列されていた国宝 仏頭や、国宝十二神将象、成唯識論(巻物、重文、法相宗の根本経典)などが出展されていました。

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芸大の美術館は初めて訪れましたが、さほど大きくはない近代的な建物で、手狭なため3階、地下2階に別れた会場でエレベーターを待つ観客、待ちきれずに階段を選ぶ観客でゴタゴタし、大きなイベントには不向きなようでした。有名な仏頭は、白鳳時代の古い像で、12世紀に山田寺から興福寺が奪い取り、東金堂本尊として安置されていましたが、15世紀の火災で被災し頭部だけが現存している銅造 鍍金の像です。

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この仏頭の前には国宝の木造十二神将象が並べられて展示されており、鎌倉時代を代表する慶派の写実的な、細密な描写の優れた寄木造の十二体が鑑賞しやすく陳列されていました。各体120cm前後の小柄な仏像ですが、彩色がところどころ残っておりなかなかの美しい仏像です。十二神将象はそれぞれ、十二支の動物を頭上に付けておりそれぞれの干支の時間、月、方角の守護神として崇められています。

私の生年干支は寅、寅の守護神は真達羅大将(しんだらたいしょう)だそうです。

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芸大美術館は手狭なこともあってあまりたくさんの仏像を陳列することはできないのでしょうが、今回の展覧会は仏さまや、経典の数が少なく、入場料1500円は割高な設定に感じました。いずれの像もなんども興福寺で拝観したものなので、私にとっては新鮮味に欠けたので、余計にそう感じたのかも知れません。仏頭は今年で3度目です。

どういうわけか、仏頭の陳列会場に特別出展として、東京都調布市にある深大寺の釈迦堂本尊 銅造 釈迦如来像(重文、白鳳時代7世紀)が出品されていました。高さ80cmあまりの素朴だが、端正なお顔立ちの仏さまですが、都内では最古の仏像といわれています。つるんとした顔の作り、衣紋は流れるようですが、ごくシンプルで、全体に純朴な穏やかな雰囲気を感じさせて頂けます。時代もあるので、国宝クラスであっても不思議でないと思いますし、いかにも有りがたい秀逸な作品です。

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この仏さまはさまざまな展覧会に出品されているそうで、結構人気者なのでしょうね。

帰路は先日買ったEOS 60Dをもって上野界隈をぶらぶら。上野公園にある上野大仏や、清水観音堂(京都清水寺を模した舞台)、アメ屋横町近辺を散策しました。

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上野大仏。江戸時代建立の釈迦如来像だが、関東大震災で大破、軍需供出で顔面だけが残されたそうです。 Img_5879_2

寛永寺 清水観音堂。琵琶湖を模したといわれる不忍池を眺望できるところに建立されています。丸く幹を曲げた木立は松で、その名も「月の松」。

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    NHK朝ドラ「あまちゃん」ロケ現場になった上中商店街入口。

2013年10月23日 (水)

CANON 60D を買いました

午前中歯医者を受診した後、久しぶりにかみさんと新宿へぶらぶら買い物に出かけました。新宿三丁目の伊勢丹本店で化粧品を買うというかみさんに付き合うことにしましたが、フロア一杯に漂う濃厚な化粧品の香りに閉口して30分後に落ち合うことにして、JR新宿駅東口付近のビックカメラや、ヨドバシカメラを見に廻ったのが運の尽き、生産完了で、ほんの1、2週間前から店頭や、インターネット販売が終わったデジタル一眼レフカメラ  キャノンEOS 60Dのズームレンズ18-135mmのキットをヨドバシで発見してしまいました。このカメラ、この3月に在庫一掃期末販売で、ある電器販売店で7万5千円ほどまで下がっていたのを買い逃し、その後は8万5千円~9万5千円で値が落ちないでいたのを知っていたのですが、のんびり構えていたら、製造終了で店頭販売から姿を消し始めたのでした。

ヨドバシカメラ本店で86、800円ポイント10%で少ない在庫があるのを発見して、買い求めてしまったのでした。スポーツや、飛行中の航空機など、連写が必要な撮影では、あるていどの性能のある一眼レフカメラが不可欠です。このカメラは一秒あたり5.3枚ぐらいの能力で、ギリギリの能力ですが、発売開始2年経ってもまだ評価の高いまずまずの製品でした。

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やれやれ、歯の治療で25万円以上の出費で痛いのに、またカメラを買ってしまいました。もともと10万円以上の価格で人気を博していたカメラなので、よくここまで辛抱したともいえるのですが、レンズ共で1.3Kg位ある重いカメラで気軽に持ち歩けない、使用するには気合が必要な製品です。来月京都方面に旅行するので、せいぜいその時に楽しむことに致します。