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町歩き

2025年6月17日 (火)

6月恒例墓参

暑い日でした。今年一番の真夏日、どうかすると正午すぎ35℃を越えたかと感じる猛暑で、水分不足を解消しようと小さなペットボトルをやたら手にする一日でした。

昼前に川崎大師平間寺参道の「厄除けそば みしまや」で昼食。今日は温かい玉子とじを敬遠して冷たい天せいろにしました。いつも辛くて辟易する返し汁も塩分摂取を目的にしてOKです。店には珍しく騒がしい、強面(こわもて)の的屋(てきや)一家のような連中7~8人がやってきました。川崎大師で縁日でもあるのか、と思いましたが後に参拝した境内には確かにカバーがかけられた屋台が並べられていました。なんのお祭り、縁日か分かりませんが(20日は大師月命日)きっとこの屋台で商売する連中だったのでしょう。どこかの組構成員なのかどうか分かりません。

義母墓参は炎天下の墓石周りの掃除で汗だく。さっと手早く済ませ般若心経を読経して川崎大師を参拝、いつもの手順で門前住吉屋の久寿餅を土産に帰路に着きました。いつも何人か墓参を見かける菩提寺でもこれだけ暑いとさすがに人影を見ないまま山門を後にしました。

昨晩夜遅くまでAiと会話をして胃全摘後遺症と足底の不調を調べていて睡眠不足でへばり、川崎大師境内木陰のベンチで15分ほど休憩をとってしまいました。しかしAi はなるほど面白いし手軽に情報集めができて重宝します。問題はフェイクのデータが混じってないかどうか、科学的根拠を確認する必要も感じます。Ai 遊びの収穫結果はまた今度。

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川崎大師参道「厄除けそば みしまや」の天せいろ1600円   車海老三尾は多すぎる(?)

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平日の炎天下仲見世は閑散

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梅雨の合間、これだけの真っ青な空も珍しい

2025年5月15日 (木)

生田緑地ばら苑

開園中の川崎市生田緑地ばら苑に行きました。800種3300株開花するというばら苑(川崎市多摩区枡形7丁目)はJR、小田急線登戸駅から徒歩20分ほど、春、秋の2回ばらの開花にあわせて無料公開され市民の憩いの場になっています。今年の春は5月8日から25日まで休園なしです。もともと小高い丘陵地にあるので、入口から最後の登坂、木製階段は毎年少しづつ過酷になります。薄曇りではあるもののうららかな天候に恵まれて平日でもたくさんの市民が集まっていました。ジーナ‣ロロブリジダ、カトリーヌ・ドヌーヴ、モナコ・グレース妃など天下の美女の名を冠したばらも毎年おなじみです。東京神代植物公園ほどの規模はありませんが。ここのばらの開花を楽しみにしている市民の方々は大変多いことです。

250515142621564最後の木製階段を登ってやっと辿り着き息苦しいなか 見下ろせる庭園   風が心地よい

 

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一年ぶり ジーナ・ロロブリジダ   

 

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カトリーヌ・ドヌーヴ  残念だけれど少し老木になってきました

2025年2月15日 (土)

交通会館 絶品甘味おかめ

買物の所要あり東京有楽町に参りました。

久しぶりに東京都心に出ることになった土曜。地下鉄日比谷駅からしばらく歩き、銀座6丁目交詢社ビル近くの蕎麦屋で軽く昼食を取ることにしました。ころっけ蕎麦を名物にする「そば所よし田」(東京都中央区銀座6-4-12)です。新橋に近い裏通りとはいえ、銀座の狭いビルの2階にある少し手狭な蕎麦屋。値段も手頃で近くのビジネスマンやキャリアウーマンがランチに来る穴場のお店です。夫婦で天とじところっけ蕎麦、そしてこれも名物ふわふわ、あっさり味の玉子焼きを注文しました。玉子焼きは私たちには初めてでしたが、席に着いた客がたいてい注文しているところを見ると人気メニューであることが分かります。とろとろで柔らかい出来あがりですが出汁を効かせず薄味、どこか心もとない歯応え、しかし癖がなく上品、粋な風味です。不思議な味わいで何度か食べると、きっと病みつきになる逸品でした。老舗江戸前蕎麦屋に比して値段はどうかすると6掛け7掛け、これで華の銀座でよく頑張っているなと思わせるお店です。

 

 

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よし田名物ころっけ蕎麦(手前)と玉子焼き  奥は小えびかき揚げ天とじ蕎麦 
かみさんが仲居さんに写真を撮って良いか?と聞いたら
「どうぞ、どうぞ、よく宣伝して頂戴」とにこやかに返されました


最後に立寄った東京交通会館(東京都千代田区有楽町2-10-1)。都民がパスポート取得、更新で通うパスポートセンターがあるビルです。

名産百年蔵味噌を販売する秋田ふるさと館1Fをはじめ各地名産品パイロット店のあるB1Fにいつも行列の「甘味処おかめ」(東京交通会館地下1階)があります。古くて狭い間口で決して綺麗とはいえない店構えなので横目に見るだけだったのですが、きょうは喉が渇きしばし休憩をとろうとその列に並び15分ほどで席にありつけました。

 赤飯やきしめんなどの軽食、おはぎ、テイクアウトもありますが、なんといっても豆かん、あんみつ、ぜんざいなど本格的な甘味メニューが目を引きます。大盛りソフトクリーム、寒天、小豆あんんの入った「蔵王あんみつ」には感激しました。濃密な味のアイスクリームと甘みが抑えられた寒天、小豆あんと程よい組み合わせに作ってありました。3月に山形蔵王温泉に行く予定で注文しただけで、人気ナンバーワンメニューと聞きましたがさすが絶品です。東京は味付けのはっきりした、ある意味武骨な甘味が多いのですが、これは意外に控えめでした。各品お値段も控えめで老舗赤坂虎屋のざっと半値です。狭いお店に内もフロアーも店員は女性ばかり、お年を召した方が多いのにきびきびして活気があり、常連ファンの多いことが想像できます。

甘味処おかめは元々有楽町の老舗で、千代田区麹町と有楽町イトシアプラザビルにも店がある人気店であると帰宅し調べて知りました。良いお店を発見したものです。

 

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正面のビルが東京交通会館   JR有楽町駅すぐ   各県物産店があり巡り歩くも一興です

 

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地下にある庶民派「甘味処 おかめ」 

 

 

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手前はあんみつ、奥 蔵王あんみつ  ソフトの下に美味なるあずきあん、寒天が隠れています 黒蜜をかけるとサイコーです!
胃のない私は案の定 ダンピングを起こしました

2024年11月16日 (土)

港区下町 麻布十番を訪れました

毎年この頃は親父の命日の墓参のおり、東京メトロ南北線麻布十番駅に降りて界隈を歩きます。
いまにも雨が降って来そうな曇り空の下、十番商店街を歩いて昼食方々、散策しました。

昼飯は商店街奥の更科堀井(港区元麻布)です。ここではほとんどいつものかき揚げ+かけそば、卵焼き、今日はかみさんがおかめそばで二人とも温かく柔らかい蕎麦所望でした。午後1時半ごろでしたが、椅子席は一杯、幸いタイミングよく空いたばかりの席に案内してもらえましたが、いつもより海外観光客らしき客で満杯状態でした。日本人の知り合いと連れ立った白人女性、白人一家、(おそらく香港か台湾からの)中国人カップルなど皆さん器用に箸を使ってもりや天ぷらを食べていますが、どこで耳にしているのか、名物の山盛りかき揚げや、卵焼きを注文していてその情報通に感心しました。ここ一、二年店頭に元気なちゃきちゃきの女将さんの姿が見えず、かみさんがいつも気にしています。かわりに元気な人気者、往年の慶応ボーイ店主がこの時間を仕切っていました。ご亭主に、「女将さんは見かけないけどお元気ですか?」「 どうなさってますか?」と聞いてみたら、と私は言うのですが、失礼になるのを嫌ってかみさんは躊躇しています。でもどうなってるのですかね。年越しTVで良く見かけた女将さんだっただけに気になります。
江戸老舗の日本蕎麦の味は、日本橋室町砂場とならぶ双璧のおいしさです。どちらかと言えば、堀井の返しは甘くあっさり蕎麦は柔らかい。でも当代一流の味であることは間違いありません。

 

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かき揚げ+かけセット 

 

  更科のある通りの角には、サンモリッツ名花堂という手作りパンの名店があります。看板シベリアはすでに売り切れていましたが、紅茶ケーキと杏ジャムケーキは残っていました。猛烈に甘いスポンジケーキですがたまに食べると懐かしい昭和の御馳走の満足感に満たされます。ほぼ半年ぶりで、豆源の揚げたておかき(塩、醤油)と手にしていつものように帰路に着きました。港区六本木近くのセレブが通う下町で独特の風情があります。超高級外車の路上駐車や外交官ナンバーの車が通り過ぎる商店街、白人女性モデルや芸能人を見かけることが珍しくなく、今日はとうとう女装の背高いオカマが颯爽と跋扈していました。面白い街です。

 

241116133545826港区セレブだけでなく地元住民で根強い人気のサンモリッツ名花堂

2024年11月14日 (木)

塩瀬総本家の薯蕷饅頭

かみさんが有楽町で用事があったのでお供をしつつ、ついでに東京駅大丸8Fにある京都イノダコーヒ東京大丸店と、食品売り場の和菓子舗 塩瀬総本家売り場に立寄ることにしました。

イノダコーヒ(京都市中京区堺町通三条下る)は京都喫茶文化の象徴的存在で、京都では地元旦那衆、文化人の絶大なる人気を誇ります。ただし東京での知名度はいま一つ、濃厚な渋みと甘みの混じった深煎りの看板コーヒ 「アラビアの真珠」を注文すると、ウェイトレスから『ミルクとお砂糖はお入れしておきますか?』と聞かれて( イノダのマニュアル ) ついつい、全部入れといて、と(私は)答えてしまうのですが、ブラックやミルクだけ、それそれの好みにうるさい東京の人には、要らぬお節介に感じられるような気がします。また蜜たっぷりのアップルパイはイノダの看板商品でもありますが、これもややしつこい甘さで今時風でなく若い世代には好みが大きく分かれそうで、とどのつまりは、お高いお値段もあって中高年ばかりの客が来る落ち着いたカフェになっています。それにしても、朝食メニュー「京の朝食」が2000円にまで値上がりしていることにびっくりしました。

 

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東京駅八重洲口 大丸8Fのイノダコーヒ


    正午前の時間でしたので、かみさんと二人で、アラビアの真珠、カフェオレ、フレンチトースト、ハムチーズトーストを注文して軽い昼食をとることにしました。イノダでフレンチトーストは初めてでしたが、いけませんね。厚切りに薄めのバター、砂糖を雪のようにまぶしたもので、想像とは全く異なるフレンチトーストで、まるで単なる砂糖菓子でした。お土産に、定番アップルパイと栗タルトのピースケーキを持ち帰りましたので、今日の午後は京都旅行中のごとき、イノダ三昧になりました。ケーキも濃厚でイノダそのものでした。

 

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粉雪のような砂糖たっぷりのフレンチトースト    窓の外には近畿大学のサテライト東京オフィスを発見しました
看板学部の医学部や、水産研究所 ( 農学部水産学系大学院です。養殖近大マグロ、鯛、鰻研究で有名)の知名度が上がって今や関西最大の総合大学となり堂々全国の学生集めに力をいれているようです

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右がイノダ アップルパイ、左 栗タルトケーキ    昔風の野性味さえ感じさせる、しっかりした焼き菓子です


大丸1Fには 塩瀬総本家(本店 東京都中央区明石町)の上用饅頭の売り場がありました。塩瀬は14世紀に日本に移住した臨済宗中国僧 林浄因を始祖とし奈良で小豆餡の饅頭を考案、京都で商いを始めるも応仁の乱で三河塩瀬村に移転、後に徳川家康の江戸開幕に従い日本橋に本拠を構えた由緒を有し薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう、山芋を溶いて焼き上げた薄皮)の創始者とされています。塩瀬総本家は薯蕷饅頭に始まり茶道の上用生菓子をつくる和菓子舗として名を馳せます。塩瀬より1世紀遡る13世紀博多では中国から帰朝した臨済僧 円爾が製法を伝え、承天寺で食用とされた饅頭があり、餡は野菜で作られたものが後に酒饅頭の始まりとされているようです。いずれにしても、塩瀬総本家は薯蕷饅頭の祖を謳うだけあって、人気が今一つの現代にあっても矜持を失わず薯蕷饅頭を常に店頭に並べています。

   さっそく5個入りの一番小さな月見饅頭のパックを買い求めて食べてみました。長径6、7㎝の一口サイズです。皮はぱさぱさ感なく、かといって梅園饅頭のように指にまとわりつく粘り気もなく丁度よく摘まむことができます。こし餡はきめ細かく甘すぎず上品な味わい。これだと5個ぐらいはすぐ食べてしまえます。さすがに、この甘さ控えめは熱田神宮きよめ餅や京都東寺餅と共通していて洗練された味覚がおのずと辿り着く落ち着きどころなのでしょう。これからもいくどか買い求めることになりそうです。


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2024年11月 7日 (木)

川崎水族館

かみさんが友人への手土産として川崎名物の米菓「堂本製菓 大師巻」を買うためJR川崎駅ビル・アトレ店に行くことにしました。いつも朝10時開店早々に売り切れるので開店15分前に到着したところ、すでに長蛇の列ができていてびっくり。番号札をもらうと63番、これほどの行列は初めてでした。

ともかくもかみさんはやっと制限数一杯を手に入れてJR駅ビル付設ラゾーナで鼎泰豊(ディンタイフォン)台湾中華で昼飯の後、かみさんご要望で川崎水族館(カワスイ、川崎区日進町1-11川崎ルフロンビル10F)に入ることにしました。全国的にも珍しい商業ビル高層にある施設です。川崎市を流れる多摩川河流に生息する淡水魚の展示を皮切りに、世界各地とくにアマゾン川の魚群を展示するわが国では大変珍しい淡水魚水族館です。アマゾンのピラニアや人食いナマズ、ピラルク、電気ナマズなど珍しい魚が目白押しで動物好きな子供たちは興味を引きそうな個性的な水族館ですが、なにせ入場料が大人2000円もしてチト高い。運営会社は日本各地でダチョウ園やペットショップなどを経営する民間会社で自治体や関連セクターではありません。
    面白い着眼点で開業した貴重な教育施設だと思いますが、入場者も今一つ少なく、運営はなかなか厳しそうではあります。

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2024年5月10日 (金)

生田緑地ばら苑

風強く気温も4月下旬並みで今一つでしたが雲一つない快晴の天気に誘われてかみさんと川崎市生田緑地ばら苑(川崎市多摩区、旧小田急向ヶ丘遊園)に行きました。このばら苑は春と秋一般公開するもので昨日から5月26日まで入園できることになっています(無料)。800種3300株あると言われ期間中段々に花が咲いて盛上るのですが、高温の今年はもはや満開で一部はすでに散り始めていました。2年ぶりの生田緑地でばら苑入場までに400mほどの急坂、そして110段ほどの階段を一気に登るのがしんどくなってきます。開園2日目の平日で入場者はそれほどでなく混雑はしていませんでした。

それぞれの株につけられた名札には皇室や外国王室の方々の名前や、世界的な女優の名が冠せられていて楽しいものです。

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入口からの全景

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欧州王室、日本の皇室コーナーに咲く「クイーン エリザベス」


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「ジーナ・ロロブリジーダ(1927~2023)」   往年のイタリア大女優


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毎回出迎えてくれる 「カトリーヌ・ドヌーヴ (1943~)」   今年は少し色が褪せてきて出来映えがもう一つ
フランスの女優なら、私はミレーヌ・ドモンジョ(1935~2022)が好きでしたがその名のばらはありません。 
若い人はドモンジョを知らんでしょうね

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最寄り駅 小田急登戸駅から緑地までの間にあるばら散策路にひっそり咲く「イングリッド・バーグマン(1915~1982)」



2023年12月20日 (水)

師走の巣鴨

巣鴨とげぬき地蔵を参拝して「とげぬき地蔵尊 御影」を貰いにいくことにしました。巣鴨自体はほほ2年ぶりでコロナが日本で猛威を振るう直前2020年1月にはそば、甘いものを求めたときと今回はほとんど同じ行程を復習することになりました。

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テレビでおなじみ巣鴨地蔵通商店街入口  JR山手線巣鴨駅、都営地下鉄巣鴨駅から徒歩数分


まずは11時30分開店の手打ちそば菊谷(きくたに、豊島区巣鴨4‐14‐15)で昼食。開店5分前に店に着いたらすでに予約客1組と3人組に先をこされました。あっさりと天玉そば、かき玉、卵焼きで昼食を取りましたが、かみさんの注文したかき玉そば(あんかけとじそば)は実に美味しかった。元々ここは細切りでつゆは関西風薄口ですが、これは殊のほか京風で上品な味付けです。量が少ないのが残念ですが、食べ終わってもかみさんが葛のあんの作り方などを熱心に聞くと店主がうるさがらずに丁寧に教えてくれたようでした。もっとも店員の若い女性経由で秘伝伝授になっているのかは不明です。


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商店街奥にある菊谷 テーブル24席ほどのこじんまりしたお店です


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かき玉 これは絶品でした  葛あんがよく出来ています


菊谷の後は道すがら、赤パンツで有名なマルジや、あンパンの名店 喜福堂(巣鴨‐17‐16)、肝心の満頂山 高岩寺(曹洞宗、巣鴨3‐36‐2)、最後は締めにフレンチ・パウンド・ハウス(巣鴨1‐4‐4)に立寄ってじいさん、ばあさんの原宿 巣鴨散策を楽しみました。今日はめっきり気温が下がった冬のなか、風もなく日差しがあり師走巣鴨の観音お参りに勤しむじいさま、ばあさまの間をぬって駆け抜けました。

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あんぱん名店喜福堂    季節もの うぐいすあんぱんは今回もまたありませんでした


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曹洞宗 高岩寺 通称 とげぬき地蔵尊  16世末慶長年間創建の庶民信仰の寺



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巣鴨駅南 大和郷(やまとむら)という静かな住宅地にあるフレンチ・パウンド・ハウス   日本一の苺ショートケーキが売りです


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濃厚なチョコレートが印象強いショコラ・マロン、 アッサムティーとの組み合わせです

2023年5月31日 (水)

銀座食道楽散歩

   今日は毎年のように上京してくる高校同窓生におつきあいして銀座で昼食をとることにしました。昼食はとんかつ名店 銀座梅林(東京都中央区銀座7-8-1)を選びました。銀座本店は改装したばかりですが、リニューアル中は近くの仮店舗で営業していました。コロナ騒動前から営業していた仮店舗は一度も足を運ばずになり改装後もまだコロナが落ち着いていなかったため今日が数年ぶりの往訪になりました。11時15分ごろ開店前行列に参加したものの、すでに10組目ぐらい。以前は考えられないほどの盛況ぶりで常連シニア層だけでなく若い観光客カップルが押し寄せていました。友人はフィレカツ定食(3200円)、私は好物のロースカツ定食(3400円)を注文、他店では味わえない新鮮な千切りキャベツ、赤だし味噌汁とともに堪能しました。肝心のカツは揚げる油がずいぶん軽い上品なサラダ油風味で少しパンチ不足。記憶にある油は焦げたような使い込んだごま油でしたが、改造後はもっと軽い油にしたのか、朝一番の調理で新鮮過ぎたのか、はたまた私の単なる思い違いだったのか分からないままでした。食べ過ぎて腹がつかえる心配をしつつカツを完食して、大食の友人にすら、全部食べて大丈夫なのか?と心配されました。ご飯を半膳未満に減らしてもらったおかげでなんとか大丈夫でした。食後友人と築地場外市場、築地本願寺CAFE、歌舞伎座土産店「木挽町」、銀座三越デパ地下を歩き回り彼の土産物探しをしたものの結局JR東京駅GRANSTAで東京限定チョコレートアソート購入まで付き合うことになりました。 友人は今日の夜も銀座で、彼の大学同窓生との飲み会開催です。

 道すがら私はカフェ銀座WEST(銀座7-3-6)でショートケーキ3点を購入しました。久しぶりに名物ケーキモザイク目当てです。

銀座も久方ぶりですがどこもかしこも人で一杯。築地場外は外国人観光客で芋の子洗い状態、ふだん日本人観光客ですら足を運ばない波除神社(中央区築地6-20-37)でも外人観光客で鈴なりでした。どこもかしこも観光客溢れんばかりの銀座ですが、団体客が目立たずまだ大人の街の雰囲気は残っていました。 帰宅後、かみさんとWESTのケーキを食しました。やはり名店の味です。

 

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  右下がWEST一番人気 「モザイク」

2022年12月23日 (金)

神田やぶで年越しそば

 日本列島を大寒波が襲い、東北部に甚大な被害を及ぼしていますが幸い関東地方は気温が上がらず北風が強いだけで快晴に恵まれました。今朝は思い立って早めの年越しを神田のそば屋で送ろうと出かけました。11時の開店に備えて東京神田「まつや」(千代田区神田須田町1)を目指しました。あいにく10分ほど遅れて店に到着、するともはや長蛇の行列。開店早々の客が入店して第二陣の行列です。20分待ってみましたが行列は一歩も前に進まず。かみさんが近くの「やぶそば」(千代田区神田淡路町2)の混み具合を見に行き待ち順17番の番号票を手にもって帰って来ました。神田やぶは9年前に火災で休業し、我々はその後は一度も訪れておらず忘れていましたが、開店11時30分だし店内も広くてテーブルが多く待ち時間が短くてすみました。すぐにテーブル席に案内されて玉子とじ、と天ぷらそば(汁)を注文し5分ほどで久しぶりのやぶのお蕎麦にありつけました。やぶそばでは看板の『 せいろうそば 』(=もり)ばかりで温かい汁そばは初めてでしたが、出し汁の控えめの辛さ、かつおがメインだと思いますが実につゆがまろやかで、細切り柔らかめのそばと相まって「こんなに美味かったのか」と改めて老舗の味を感じました。これなら、「まつや」の名物『 ごまそば 』(ごまだれ汁のもりそば)をあきらめて「やぶそば」にした甲斐がありました。それにしても晦日最終週の神田蕎麦屋は驚異的な混雑が予想され誰もが早めに年越しに訪れますが、今年は例年よりも気が急いているようです。

ただし一流蕎麦は値段も一流、玉子とじ1331円、天ぷらそば 2118円。うぅーむ、高いけどさすがやぶ、美味いッ。ごちそうさまでした。

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久方ぶりの『 やぶそば 』店頭

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そばの後は甘味処『 竹むら 』(神田須田町1)の名物揚げ饅頭といきたいところですが、この店も老若男女に人気があり行列で今日のところはあきらめました。かつてアニメ映画のモデルとなった日本古家屋(東京都登録保存建築)でアニメファンの聖地とされて連日大行列の時代がありましたが、聖地騒ぎが過ぎても、上品な甘みの饅頭、しるこ、ぜんざい、あんみつなどが常連ファンの足を運ばせていました。

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下町名店 甘味処『 竹むら 』 江戸っ子頑固おやじさんがずいぶん前に亡くなって
娘さんが継いでいます。 ひと頃跡継ぎを心配したファンもひと安心


かみさんの『まつや』ごまそば 提案で久方ぶりの神田往訪、予定に違い『 やぶそば 』年越しでしたが、かみさんもご満足。神田を後にして赤坂 東京ミッドタウンのサントリー美術館「京都・智積院の名宝」展(私は12月7日に続いて2度目)を訪れました。

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サントリー美術館カフェ   加賀麩 不室屋のあんみつ(かみさん絶賛)


昨日のブログで、足裏しびれ・痛みの改善を書き慢心したとがめで今日は夜になってぶり返しました。糠喜びするアホウ。・・・しかし、
こりゃ、何の罰ゲームなのか?

より以前の記事一覧