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健康談議

2025年6月16日 (月)

最新血液検査結果

秋田旅行前6月6日に受けたかかりつけクリニックでの血液検査結果を聞きに行きました。

漢方薬の副作用と前回1月の基準値外の項目をチェックするための検査でした。結果は、漢方薬による障害(肝機能、腎機能)はなし、血清アミラーゼ、糖尿の項目は基準値内への改善、もしくは基準値内での小幅劣化で今回問題ありませんでした。
ところが、前回貧血気味の数値を心配して医師が検査項目に入れてくれていた血清フェリチンの数値から「鉄欠乏性貧血」を指摘されました。予想外の指摘はイヤーなもんです。

 

まず私が注目していた項目、(   )内が基準値と前回1/16数値ーーー

血清アミラーゼ   133 (基準値<134、152)
HDL 74 (40~80、76)   LDL 133 (70~139、111)  L/H比率 1.8 (<2.0、1.5)
クレアチニン 0.83 (~1.09、0.83) eGFRcr 69.2(≧60.0、69.4)
空腹時血糖 87(~109、77)
HbA1c 5.9%(~6.2、6.0)

間食過多、運動不足の割に大した悪化がなくひと安心。 問題は『鉄欠乏を発症して、赤血球数、血色色素(ヘモグロビン)、ヘマトクリット(血液中の赤血球の割合) の数値が貧血を示している』との指摘でした。


胃切除とくに全摘では①胃酸の欠乏によるビタミンB12 吸収障害で悪性貧血(巨赤芽球貧血)、②十二指腸での鉄分吸収が障害する鉄欠乏性貧血、③カルシウム吸収能力低下による骨粗しょう症など、が後遺症として起こることがあります。それだけではなく医師が心配しているのは消化管からの出血でした。胃がん、大腸がんで出血が起こると体内の鉄が不足しいつの間にか貧血になります。因みに貧血を示す今回の数値は以下の通りです。

血清フェリチン 10.4ng/ml (基準値 21.0~282)
赤血球数(RBC)417×4乗/dl  (438~577)
ヘモグロビン    12.1g/dl (13.6~18.3)
ヘマトクリット  37.1% (40.4~51.9)

医師から大腸内視鏡検査(最近2年未検査)を勧められました。私は検査前の水溶性下剤が苦手で、この2年便潜血反応ないことを確認して内視鏡検査を受けていませんでした。大腸内視鏡検査を受けるためには水溶性下剤でなく「ビジクリア錠剤(日本ゼリア新薬工業)」という下剤が唯一の救いでこのクリニックでは以前ビジクリアの処方をしてくれなかったため地元総合病院で受けていたのです。最近は他の患者のニーズもあり、ここでも、自宅でビジクリア服用し大腸をすっからかんにして登院、内視鏡検査を受けられるようになったとのこと。2月に受けた地元総合病院での血液検査、上部消化管内視鏡検査、腹胸部CT検査でも異常なしの所見であったことから、すこし間をあけて9月に貧血検査と内視鏡検査の可否を相談することにしました(頸動脈エコー検査を9月予約済みです)。

もはや大腸がんになっていたとしてもいよいよ末期となるまで数年あるでしょうし、この年で今更という気もしましたがビジクリア錠剤であればマァ頑張ってみるか?と考え直しました。次回腹を決めることにして、クリニックからの帰り道『鉄+葉酸』サプリメント、ついでに末梢神経障害(足底痺れ・痛み)に効果あるかもしれない『ビタミンE』サプリメント、それぞれ3か月分を購入しました。いずれも最大摂取量を調べて許容量範囲を確認ずみです。

帰宅後血液検査の経年数値を見直すと2018年頃(胃全摘後12年)から貧血気味だったことが分かりました。
いやはや、万一 大腸がんでなく、胃全摘の後遺症や老化による鉄吸収能力低下であるとしてもそれはそれでショックなもんです。

2025年6月 5日 (木)

古希(+1)の五十肩?

3日前、かみさんの左肩に激痛が走り腕が持ち上がらなくなりました。打撲や内科的障害の覚えはなく寝違いかな?と様子を見たら翌日には高熱を発してさらに痛みが増しました。自宅で備え付けのコロナ・インフルの検査キットで陰性を確認した後に、発熱外来のある内科クリニックで診てもらい、抗生剤・カロナール処方の上で整形外科受診を指示されその結果を持って2日後今日の受診予約をもらえました。

整形外科ではレントゲン、超音波検査をして左肩腱板周囲に浮遊する石灰粉を吸い出す処置を受けました。どうやら原因不詳(加齢?)で石灰が溜まり炎症を起こしているとのこと。石灰が硬くなり固着して慢性的な痛みや肩関節の可動域障害を起こすこともありますが、現段階は急性、初期のようで、いわゆる「五十肩」と同じ症状のようです。医師によれば、『若い人はあんまりならないよ』ということなので五十歳より高齢世代女性に頻発するのかも知れませんが、その口調からさほど深刻な病状ではなさそうです。抗生剤服用後熱は下がり、整形外科での措置後痛みがかなり軽減したようなのでひと安心。その間私は料理、皿洗いなどおさんどんの仕事を大量に仰せつかりました。

関節、腱板周辺の石灰というとプロ野球投手の骨棘障害と似た症状です。ネットの「石灰沈着性腱(板)炎」医療情報では、運動のやりすぎ、関節の酷使、加齢などが原因と説かれています。
  それにしても診断を得るまではなにかと不安なもの、不安なまま様子見をして長引かせたり外出先で不測の事態になるよりは、今回の発熱(38.6℃)が警鐘になり受診でき却って幸いしました(・・・・あくまでも現状のところ。内科の再受診はこのあとになります)。

 

 

 

2025年2月14日 (金)

油断すると血液検査に出ます

かかりつけクリニックで1月16日の血液検査結果をもらいに行きました。ここのところ運動不足の生活を送っていますがちゃんとその結果が出ていました。それほど異常値があるわけでなく、医師によれば やや貧血気味だけれどあとは優等生ですよ、とのこと。

貧血気味というのは ヘモグロビン量 12.9g/dl(基準値 13.6~18.3) のようです。加齢なのか胃切除のせいなのか、それとも両方ともなのか分かりませんが低位安定です。気になったのは、先生の言う「優等生」らしからぬ数値が他にいくつかあったことです。( )内は基準値。

   血中アミラーゼ  152U/L (39~134)   尿素窒素 20.4 U/N (8.0~20.0)   HbA1c 6.0%(4.6~6.2、厳密には5.6未満)ただし空腹時血糖は77㎎/dl(70~109)です。

先生によれば、「いいや、この程度は誤差のうちですよ」とのこと。


ただ 血糖値(HbA1c)が高いのが嫌な感じです。間食のし過ぎでしょう。まだCT検査の結果を聞いておらず、アミラーゼ高値のすい臓の状態をその際 確認することになりますがちょいと油断してダレた食生活をするとしっかり検査結果に出るようです。
漢方薬常用の間定期的に血液検査をするように言われましたので、クリニックの予約をしてチェックをお願いすることにしました。

 

 

2025年1月22日 (水)

造影剤CT検査

午後造影剤CT検査を受けました。

造影剤入りは昨年の検査に続きますが予約を設定してくれた医師の判断です。ヨードを主成分にした造影剤を全身に拡散させて放射線を当てると腫瘍や炎症のある部分が光って判別しやすくなるそうです。腕の静脈に針を刺して点滴しますがほんの数十秒で全身に拡散し熱を感じます。検査は20分ほどで終了。それほど手間を要しませんが、朝食の後は絶食(水はよい)でカロリーがとれず寒さが応えるし疲れます。

会計清算を待っているとくしゃみ、鼻水、目がかゆくなりアレルギー症状がでてビクつきました。今まで経験がありませんが造影剤でアレルギーが出たのか?と思ったからです。帰宅し少したって症状が止まりました。今日の関東地方は最高気温13、4度で3月並み、スギ花粉が飛んで一足早い花粉症の到来のようでした。アレグラは手許に多少ありますが、アレルギー対応の点眼薬も点鼻薬も切らしています。早くもクリニックで処方してもらう季節になりました。

今年は去年よりも花粉症がひどくなりそうです。

2025年1月21日 (火)

医療機関受診Week

ここ1週間歯医者、クリニック通い詰めでした。

まずかかりつけ内科クリニックで頚動脈エコー検査を受けました。1年ぶりです。検査結果はまだ治療を要する必要がないようですが、石灰化(動脈硬化)がありました。右総頚動脈に厚さ1.0㎜に満たない石灰化、左総頚動脈は1.0~1.2㎜程度の石灰化。左右とも0.1~0.3㎜数値が大きくなっているかなと指摘されました。ただ誤差の範囲なのでなんとも言えないそうです。幸い血流に乗って脳に飛びやすい粥状のプラーク(アテロームプラーク)でなく、血管壁にへばりついた硬い石灰で血管の弾力性が失われます。血流に問題はなく狭窄はありません。高血圧にならないよう厳重に注意する必要があるとのことです。腰痛期間中の有酸素運動不足、間食過多のせいかも知れません。

歯科クリニックを2回受診、左下顎の歯を治療しました。詰め物の詰め直しです。

今日は1年ぶりに地元の総合病院を受診しました。1年に一度上部消化管内視鏡(胃カメラ)、胸腹部CT検査をお願いし予約するためでした。初診扱いになるので予約患者が一段落するまで、8時40分から11時まで待たされました。この病院の外科部長が替わり前任部長のように検査を受けさせてもらえるか相談しないと分からないので仕方がありません。この病院の外科は、胃がん手術を受けた大学病院の系列下にあってスタッフはかつて主治医の後輩や教え子医師、大学病院のカルテが一部引継がれていて私は安心して診てもらえます。新しい外科部長はこれまでのカルテを見ながら淡々と胃カメラ、CTの検査を設定してくれました。明日午後CT、2月中旬に胃カメラです。ここでも血圧検査を受け会計まで終わったのが正午丁度、大変疲れたものの検査を受け入れてもらえてホッとしました。健保適用で安くなるためではありません、健診医でなくちゃんとした熟練医師に診断してもらいたかったのです。

 

病院続きで我ながらどうかと思いますが、とにかく懸案項目を片付けることができました。
またこの期間中、かつての職場仲間の新年会に参加しました。前立腺に関連する治療、腰痛、坐骨神経痛などまたもや加齢にありがちな病状の情報交換、墓仕舞い・墓探しの話になりました。鬱陶しくなる話題でも会食のふぐ料理は久しぶりに美味しゅうございました。

2024年11月20日 (水)

眼科検診

曇天の午後数年ぶりに眼科へ行き検診を受けました。飛蚊症の定期検査を受けるかみさんのお誘いに乗ったのです。

最近、晴天の日のリビングの窓から入る陽をまぶしく感じることがあります。また右目が乾き気味でショボショボしています。眼科医ご推奨の 参天製薬「ソフトサンティア ひとみストレッチ」という防腐剤無添加で刺激の少ない点眼薬をさすと落ち着くのですが、気になるので3~4年ぶりに白内障などの点検をしてもらうことにしました。

   視力検査、眼圧と屈折率検査をすませて医師面談、細隙灯顕微鏡、OCTなどの機器を使ってあっという間に終わりました。
右裸眼0.7,左裸眼0.9,ともに矯正視力1.2ですよ、白内障もまだまだ治療を施すほどにはなっていませんね、大丈夫です、といわれて診察室から追い出されました。まぶしい光に適応する調整能力が落ちるのは年齢相応ということらしい。
しゃーないね、というだけで、我慢せよとも、目を酷使するな、とのアドバイスもなく検診は終わりました。 

医療明細書によれば      『屈折検査・角膜曲率・矯正視力検査・調節検査・精密眼圧・スリットM(前眼部)・精密眼底検査』
を受けたことになっていますが確信はありません。年を取ると医者も真剣に治療してくれんのか?  と疑いたくなるものの、
面倒になり・・・まぁ、ええとしょうか?・・・ひとまず自分なりに納得することにしました。

2024年11月18日 (月)

インフルエンザワクチン

今日の関東地方は最高15℃ほどでようやく立冬らしい気温でした。天気予報の曇天より良くなって時折青空が覗いたものの北風が吹いて肌寒い一日でした。午後予約していたインフルエンザワクチンの接種です。クリニックは発熱外来を設けているので主に若い人ですがコロナ感染の患者が来診していました。医師面談、接種でアッという間に終了、65歳以上市助成金あり2300円です。
      副反応でしょうか、軽いだるさを感じます。

2024年11月12日 (火)

2024年特定健診結果が届きました

先月17日に受けた特定健診結果(肺がん、大腸がん検診、PSAを含みます。また腹部超音波、心電図、スパイロメータ、シスタチンC腎機能、とオプション検査を加えています)が郵送されてきました。前年比特段悪化している項目はありません。
喜ばしいことに肺機能で1秒率が70%超に戻ってCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の指摘が消えましたが厳密には「正常とCOPDとの境界領域」に改善した程度です。

項目別を以下に並べます(カッコ内は前年)

尿蛋白・尿糖・尿潜血 いずれも-(-)陰性
肝機能 GOT 20(22)GPT 15(16) γGTP15(14) 基準値内
HDL 73(76)中性脂肪 60(52)LDL 136(124) 基準値内   総コレステロール221(211)   LDL/HDL比率 1.87(1.64)
HbA1c 5.7(5.9) 糖尿予備軍の数値(≧5.6)で要注意も治療不要   尿酸 5.0(5.4) 正常値
腎機能 クレアチニン 0.87(0.92) eGFRcre 66.0(62.3)  シスタチンc 0.96(1.02) eGFRsys71.3(68.2)  いずれも基準値以上
肺活量 4180(4180)1秒率 73.71(62.6)   正常(ただし境界領域)      喀痰検査 Class1(Class2) 正常
便潜血 2回とも陰性(陰性)
腫瘍マーカー CEA 6.6(6.4) 偽陽性      CA19-9 4.8(3.9)基準値内     PSA 1.67(1.80) 基準値内

腹部超音波 肝のう胞 6.4㎜(7.0) 良性    胆のう 微小結石多数(同)両腎臓 石灰 3.6~4.5㎜複数(右腎臓 最大4㎜ 複数)

要注意指摘事項   
①胆のう 経過観察のうえで、結石が大きくなり痛みが出たときは治療必要です。
②CEA 偽陽性は加齢によるものと思われます。経過観察。
③腹部大動脈に一部石灰化の指摘。これは数年前にも指摘されました。加齢現象です。進行を防ぐため正常血圧維持が大事(現状 116/74)。



ここで肺機能の基準をご参考までに書いておきます。

検査の項目は 実測肺活量(㏄)、実測1秒量(1秒間に勢いよく吐き出せる呼気量)、予測1秒量(年齢、身長による基準値)を基にして
1秒率=実測1秒量/実測肺活量 ×100、 %1秒量=実測1秒量/予測1秒量×100から肺疾患の有無を判断します。

    正常          1秒率 ≧70% かつ  %1秒量≧100
    境界領域    1秒率 ≧70% かつ  80≦ %1秒量 <100
    肺疾患あるがCOPDではない(喘息など)
                   1秒率 ≧70% かつ  %1秒量<80
    軽症COPD  1秒率<70% かつ  %1秒量 ≧ 80
    中症COPD  1秒率 <70% かつ 50<%1秒量<80
    重症COPD  1秒率 <70% かつ%1秒量≦50      

COPDは死亡原因で世界4位(日本では10位、男性に限ると7位)です。日本では70歳以上男性では10%以上の患者がいると推定されていますが、確定診断を受けて認識のある患者はそのうちの数%であるともいわれます。息切れ、呼吸障害、食欲不振、骨粗しょう症合併などがその症状ですが重症化すると24時間酸素ボンベ携帯になり、風邪などを引くと急性増悪化して呼吸不全になる病気です。発症原因は圧倒的に喫煙、肺胞が破壊されると元に戻ることはありません。

私の場合は、今回1秒率が73.7%、%1秒量が86%で境界領域に該当しています。1秒率が改善したのは、脊柱管狭窄手術後リハビリでもっとも大事とされるドローイン(腹式呼吸のトレーニングで腹横筋を鍛えて脊椎を安定させる)のおかげだと思います。怪我の功名です。

 

さしあたって治療を必要とする項目がなくまずは安心しました。

 

2024年10月21日 (月)

喀痰検査キットを提出しました

土曜日から今朝まで3回起床直後に痰を吐き出して、特定検診時にもらったキットに収納しました。プラ製の試験管に似た容器で中に白濁の検査液が入っています。問診時医師にお願いして追加してもらうもので、肺がんリスクが大きい 一日あたり喫煙本数×年数 >600 の喫煙経験者  は肺がん検診で対象になります。毎年診てもらっていますが、「クラス2=悪性でない炎症など異形の細胞がある」と診断されています。肺気腫があり、ある程度の数の肺胞が潰れたままなのでどこかに異常があるのでしょう。その程度の異常にとどまっていればまず安心です。胸部レントゲン画像では、大動脈弓がやや出ている、と指摘され高齢化による動脈硬化の影響とも言われましたが、肺そのものの指摘はありませんでした。
 検査キットを昼食後すぐにクリニックに提出して、運動不足解消に1時間ほどウオーキングをしました。

2024年10月17日 (木)

特定健診(2024年)を受けました

年に一回の、国民健康保険の特定健診(70歳以上無料)の日になりました。例年お世話になってるクリニックで、がん検診(肺がん、大腸がん、前立腺がんPSA検査)といっしょに、オプションで心電図、腹部超音波、シスタチンc(腎機能測定)、肺活量、腫瘍マーカー(CEA,CA19ー9)を加えてもらいます。かみさんも一緒にこの特定健診を受けるのですが、かみさんはPSAをふくめた腫瘍マーカーはなしで、さらにオプションの頸動脈超音波検査を加えるのが恒例です。かみさんは、かかりつけのクリニックで胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査は先月すませています。

クリニックへは午前8時30分に受付、10時45分ごろに二人とも全項目を終了することができました。

古希を越えると背丈が縮み若い頃に比べていまや3㎝以上縮小、2㎝弱縮んだかみさんも衝撃を受け大袈裟に嘆いていました。
朝から空腹で満員の待合室で待っていると、コロナ警戒でくたびれます。その疲労は残念ながら年々次第に顕著になります。

ただ今回は喜ばしいこともありました。脊柱管狭窄手術退院後のリハビリで、腹式呼吸のトレーニングをしていたおかげで呼吸器機能が改善されて、今回の一秒率は73%(速報値)でCOPD(慢性閉塞性肺疾患、俗にいう煙草病)にならない数値に改善していました。腹式呼吸のトレー二ングは腰部を支える腹横筋を鍛えて安定させる目的なのですが、結果的に横隔膜の動きを高めて肺の収縮、拡張作用を強くすることができます。一秒率とは肺満タンに吸い込んだ後、できるだけ素早く吐き出して、最初の一秒間で吐き出せる呼気の全肺活量比をいい、健常者は80%前後、70%未満になるとCOPDが疑われます。COPDは悪化すれば死に至る危険な病気で、進行を止めるには禁煙、呼吸器機能の強化しか方法がありません。去年まで一秒率が65%程度でしたから、腹式呼吸トレーニングの結果改善することが出来てほっとしました。まさに怪我の功名です。


   検査を終了して会計清算をする際に、例年通り肺がん検診の追加喀痰検査(医師が認めた場合、レントゲンに加えて200円で3回起床時採取した痰の中のがん細胞診断)のキットをもらいました。


昼食は早めですが駅前のJR東メッツホテル併設のファミレス(Denny’s)でとることにしました。この店はできてからもう30年ほどなのに利用したことがありません。料理は期待していませんでしたが、客の入りもよく、注文したハンバーグ、オムライス、デザートの味はおどろくほど薄味でやさしく美味しい。昔のデニーズの料理ではありません。値段も中途半端に一丁前の安くはない値段でしたが、安かろう、不味かろうではなく、十分納得できるコストパフォーマンスで正午頃の行列が納得できました。メニューにクラブハウスサンドウイッチや、フレンチトースト、ホットケーキ(古典的パンケーキ)があったのが気に入りました。次回はそれらをトライしたいと思います。デニーズもずいぶん進化していました。

 

健診結果は3週間後に郵送されてきます。

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